6月21日(月)百年の杜にて億年を想う


 こんにちは。げ、げ、げげげ夏至でげす。薄曇り午後晴れ間。
夕焼けの茜雲が真っ赤っか。半月もおぼろ。





 昨日はパワースポット清正の井戸の菖蒲を見てきたのだ。
人多杉だったけど花菖蒲は満開でとてもきれいですた。や
はし、個々の花っつうよりも森に囲まれた清流の菖蒲田全体
の風情が何ともいへずに麗しく清々しいのですね。











 世田谷の松原に住んでた頃は車ですぐなのでここは良くき
ました。代々木公園とか神宮御苑とか。都心でこれだけ森が
濃いってなかなか無いからね。でも、ここは明治期に人為的
に作られた人工の森なんだけど百年も経てば自然林も同じ。













 ここの文化館のラーメンは昔風で結構旨い。何回か味は変
ったけど今はまたぼくの好みの味に戻った。そして食後に
バニラソフトクリームと。2階で藤原孝一の生物多様性写真展なんて
やってて覗いてみた。イロエロな絶滅危惧種のきれいな写真。
アザラシの赤ちゃんなんて可愛いね。
















 生物の進化って適者生存的なとこもあるから、環境が変わっ
て適応できなくなった種が滅びないと進まないんですが、百年
に1種ほどの速度でした。(それでも何億年って単位では物凄
い種がホロンでるけどね。)それが今は人間が原因の環境の激
変で、1年で4万種以上がホロンブだって。凄まじいですね。
















 人間だって環境の一種なんだから、隕石が落ちた災厄と同じ
ようなもんさ、っつうシニカルな意見はある。しかし人間は隕
石と違ってチョイスというものを持っておーRU!なしてこの
まま放置せざるせざるべからず。
















 自然選択とか適応進化の見地から見れば、どっちかっつうと
ヒューマニズムっつうのがイクないような肝擂る。天敵のいな
くなった生物は膨脹暴走を起こして環境を破壊したのち止むと。
アメリカの或る地域でオオカミを駆除したら鹿が増え杉て森林
を破壊し尽くし、鹿ともども森もホロンだと。















 天敵のいなくなった人類が、もしもホントの知恵の林檎を
齧ったのなら、進むべき道は二つに一つ。知恵の幻影に慄いて
自滅するのか(戦争でもテロでもいいから)、きっちり計画的
少子化を図るかれすね。もしも後者がでけたなら、これは生
物史上最初にして最大の快挙ではなかろーか。知性の時代。プ














 しかし生命史38億年に較ぶれば、人類なんて高々数十万年。
なんと一瞬にもならんゴミ屑。想像力が少し不足がちな諸君の
ために時間の重みを仮に距離でアナロジーすればですね、1年
間でジワジワとたった1mm動いたとしよう。1億年ではどれ
位移動するですか?はて?






















 タブン、ハコネ ニ ツイテルネ。ドモドモ