4月17日(土)社会的な関係性の考察

 こんにちは。早朝みぞれ。真冬日。午後から晴れ間、
気温少し回復す。何を着てこうか迷ったが、厚手のダウン
ジャケット着てって政界だったぜ。












 だいぶ前から「わたしとは何か?自分は何処から来た
のか?」について関心を抱いていますたが、現時点で極め
てテケトーにいへば、関係性だすとしかいへませぬ。














 つまり、たった一人では自己を確立でけず、生存さえも
保証されません。
例えば13世紀のフリードリッヒ2世は言葉の起源を探る
べく赤ちゃんを集めて、一切話し掛けないで育てたら3歳
前に皆亡くなってしまったとか。
例えば、レーネ・スピッツという20世紀初頭のアメリ
の学者が、1.普通の家庭で母親と暮らす赤ちゃん、2.
刑務所で母親と暮らす赤ちゃん、3.母親のいない孤児院
の赤ちゃん、を統計的に調べますた。栄養とか清潔な環境
には問題なくても、3のケースでは2歳までに1/3以上の
赤ちゃんが亡くなったとか。

















 母子関係(父子関係でもおk)に於ける、親から子への
存在承認(無条件でそこにいてもエエよ)と子から親への
信頼(この人はわたしに絶対悪い事をしない)という片方
向二筋の関係が赤ちゃんの成育、生存に極めて影響が大き
いと言えますぅ。














 その後、赤ちゃんはイロエロな他者関係に晒されますが、
この母子関係におけるセキュア・ベース(安全基地)が
関係構築の基礎になるのれすぅ。他者関係つうと、わたしら
はイロエロと出来ないことが増えてきますね。他者の目を
意識して自己抑制しちまいますぅ。ルールというものも必
要になりますが、これは当初は周りの空気を読んで一人
一人が自分で作ってしまいます。勿論、文化的な要因や
教育の影響もございまする。つまり自己抑制(我慢)が
社会性の本質である!という意見です。これは一般の霊長
類には当てはまるのかもしれませんが、ヒトには協調行動っ
てのもあるのかな?















 前頭葉の一部に障害を受けると「我慢が出来ない症候群」
つうのになるのですが、これをサルに施すとそのサルは
我慢の出来ないサルになってしまいます。でも、このサル
は群れの中でも最下位の位置づけになってしまうとか。つ
まり、ボスサルが自由に振舞うと他のサルは遠慮してエサ
に手を出さないが、我慢できないサルが自由に振舞っても
群れのブービーサルですらエサに手を出すのだあ。














 サルの他者関係は「我慢」が作る。ヒトも同じかも??
ってなもんでやすう。ヒトではもう少し複雑で双方向の
母子関係、つまり双方向の存在承認と双方向の信頼が他者
関係の大本だぁ!つう仮説を称えてるものもおりますね。














 ま、関係性欲求つうのは我らがおもうてる以上につおい
ものだと認識して、空気読み読み生きて行こうではござい
ませぬか?ガハハハ











補遺:
 いや、さるブログのコメ欄見てたら自分のことはさて置
いて、この空気読み読みっつうのが極当たり前に現前しと
るのれすな。将にアホの壁としか表現の私用もありませぬ。
ホゲホゲ