こんにちは。うす曇り午後うす晴れまた曇り夜半は雨か。
なんだかアチュイ一日でした。もう半袖ぢゃないとダメだ。
明日はまた冬日に戻るとか。諸君も隊長に気を付けてね。
漏れもいい加減ビーテレの好きな漢だな。けふはやる事
もないから読書、疲れるとビーテレっつう怠惰な一日。積
読が増えるように録画もドンドン増えていって溜まる一方。
興味が処理量を上回るって現象は本でもビデオでもメール
でもお気に入りでもおんなじですね。
商業メディアが発達している社会では何でもｾﾝｾｰｼｮﾅﾙに
煽り立てるからリスクもドぎつくなります。本家アメリカ
では、「今月のリスク」というフレーズがあるらすい。
今月人類が滅ぶようなリスクを言い立ててたら翌月は全く
忘れて地球がホロンブような別な記事が世情を賑わすと。
日本はまだ亜流ですからセイゼイ今年のリスクくらいで
それでも毎年変ります。イロエロな食品リスク、放射能、
化学物質、フロンやＣＯ２などの環境リスク、ＡＩＤＳや
ＳＡＲＳ，新型フルーなどは発生もとよりも大騒ぎ。一年
中リスク祭りをしてますね。ホゲ
海外食品のちょとした瑕疵にもスグに反応して大騒ぎ。
そんなに危険ならその国の人々自体が大災厄で人口減少し
てる筈なんだけど、日本よりも人口は増大してるという。
神経質国家で神経でやせ細ってるとか。ＢＳＥとかダイ
オキシンなんかは顕著れすね。あんまし注目してねーけど
ラドンなんかは結構ヤバイらすいれすよ。地下掘ったり、
コンクリに囲まれたりして、空気が密閉されてるとね。
マスゾエ氏の新型フルー時の大騒ぎも印象に残りますね。
リスクを言い立てるのは誰にでもでける。ワクチンだって
リスクはあるんだから、その得失のバランスとって発言す
ればエエんですが、それいけやれいけ正しいことは正しい
のだあああ！とかの一方向。津波警報もそうでしたね。あれ
経済的にもすごい影響あったでしょ？それに老人の何名かは
避難の疲労で影響はあったかもしれん。何よりも後遺症が
残るのはオオカミ少年症候群れすね。「へん、たいしたこた
ねーぢゃん？」とかいう気分。だから、官僚的保身でリスク
言い立ててればイイってほど世の中は単純ぢゃねーんです。
リスク管理者は自分の進退賭けてリスク予想をしろ！てん
だい(弩）。と、これは勤め人には厳し杉の指摘かな？
金は命に係わりねえ、なんてのは現在では誰も信じてい
ないでしょ？不衛生な難民キャンプで１０００万円あれば
何人の命が救えるでしょうか。１億円あれば金持ちの老人が
臓器移植で何人助かるでせうか。ま、桁違いではあれ命は
金に換算できる局面はたくさんあるのれすぅ。しかるに、
ＢＳＥ全頭検査で日本では０．０１人を救う（確率統計解
析によれば）為に２０００億円は掛かるとか。単純一方向
思考でバランスを考えないリスク管理のためれすね。恐い
ですぅ。
思考停止に陥ると、「少しでも怪しいものは即やめろ！」
でも、これには止めル為の反作用も陰にはイッパイあるの
ですね。不便とか費用増大以外にも資源やエネルギー消費を
逆に増大させてしまう事もあり、経済（お金ひいては命）に
多大な影響を与えてしまいます。（善意のジレンマ）
「一人の命は地球よりも重いのだあ！」とかいう美辞麗句に
出あったら、一応身構えるくらいの嗜みは現代人には必要で
せうね。
環境問題でもオオカミ学者は勇ましいけれども、オオカミ
少年とは紙一重。未来のことは誰にも確言でけんのやから
もう少し反作用も含めてトータルに考えバランスとったら
エエんぢゃね？と思うこともあります。でも多大な技術研究
費もろてたら、言う事も限られちゃうのかな？悲しい。
相反するリスクの一例としては、魚食なんてあるな。
ＤＨＡなんかの効果で動脈硬化は直る、でも残留化学物質
での発ガンリスクもある。その効果は１０００人助かり
１人しむ。でも１人しむほうを大々的に取り上げるのが
メディア。同じようなのにＤＤＴの害とマラリアでの死亡
率なんてのもあります。これも桁違い。水道水の塩素の害
と環境ホルモンの影響ってのもあるな。みんなどっちかが
言い立てられて片方は無視される。
だいたい環境リスクとか食品リスク、薬害リスクなんて
２元のバランス（Ａのリスクをゼロにすると、Ｂのリスク
が大きくなる。ヴァイスヴァーサ）だけぢゃなくって、多元
のバランスを考えねばならんのが現実なのれすから、単純
思考（志向）が如何にあやふいかは分かろうってなもんや。
「Risk vs Risk」(Ｊ.Ｄ.グラハム他)よりインスパイアどっ。
