3月6日(土)いくら工夫したって平面は平面だわな


 こんにちは。曇りときに弱雨しとしと。朝から継続して
気温下がりつつあり。また冬に逆戻りとか。雪が降るかも。









 ネットで良く感じるのは、言語的なメッセージだけだと
ニュアンスとかが伝わり難い。コミュニケーション能力は半分以下に
落ちるんぢゃねえのかな。普通に話してる時の声の調子や
話し方、方言とかの話す癖、更に表情とかボディランゲージ
など、言いよどみや反復など言語以外の表現の多層性が全
てオミットされちまうから表層的にならざるをえまへん。












 代わりに日常では廃れてきた罵倒語がネットでは多いで
すぅ。実際には最近の草食系傾向で罵倒語が廃れてきたの
で、海外小説の翻訳をする時に困ってるらすいぞ。あと、
ネットではおちゃらけた感じの繰り返しが多いな。アケオメ、
アケオメ、とか。あと草生やしたりwww、(笑い)、(
爆笑)、なんかも真摯に誠実になるのを恥じる風潮。卑語、
猥語などもネットなら言えるとか。(言ってはいけない言語
って自己矛盾のような気もしますが、差別語もそうだな。)











 


 トートロジー(同語反復)は日本語では良く使うが仏語に
無いんだって。「男は男よ。」とか。だけど言語によって
ニュアンスは少し異なります。「負けるときは負ける」は
日本語では、ありえなさそうだが起こりうる。(しょうがない
のニュアンス。)英語では、トンでもない負け方をするという
意味になる(強調のニュアンス)。「結婚するときは結婚す
る」も、日本語では「ありうることだね」のニュアンスだが
英語では「物凄い結婚式をする」という強調になりますね。















 また英語では単数と複数でもニュアンスの違いがあるとか。
「business is business.」と「 businesses are businesses.」
とは前者が否定的なニュアンスで後者はどっちかっつうと、
大目にみるような肯定的なニュアンスざんすぅ。もともと
繰り返しても情報量はゼロなのに、その無駄な余剰に意味が
ある、っつう極めて人間的な構図が垣間見えまするね。どもども














 ま、味気ない平面文化の空間でも工夫すれば少しは味が出
せるのか?卑語、罵倒、反復、擬音語、おちゃらけ語、タッハー
、アチャー、どはっ、タハハ、ぶほっ、ばっはっはっはっはあ、
これでもわだすは苦労してんですぅ。おめこなんて関西の卑語
を使ってもちっとも恥ずかしくない坂東男だすうう。不思議。