3月26日8土)桜始開。本来これが正しい言語つうのはナインだすぅ。

 曇りのち夜に入る頃から雨。13.3℃~19.0℃、65%。

 暦では今日が桜の開花日ですから東京のヒートアイランド化が進んだと言えるのかな?いやいや暦が出来たときはソメイヨシノなんてないから、山桜くらいが開花した時期なのかな?東京の桜満開(8分咲き)は28日ころ?

 今日のKOVID状況:都の新規感染者数は7440人で前週とほぼ同じ、重症者数は38人人、死亡18人でした。

 

 言葉(考):使われてなんぼ、作ってなんぼ。

 言語はコミュニケーション手段の一つですが、概念を記号化したものとも言えるでしょう。日常の使用の場で使われているものが生き残り変化していきます。だから固定化した正しい言語というものは本来ないんですぅ。でも、国民国家が出来て国民を作るときに言語がバラバラだと統一が取れませんから、敢えて恣意的に統一言語が作られました。

 フランス、スペイン、イギリスなどが先行し、国家統一が遅れたドイツがこれに続きました。その後世界各国に順次波及していきました。日本などは明治維新で急遽江戸弁などを中心に日本語が作成され、初等教育により普及が図られました。学者や役人が中心となって作ったものだから、書き言葉が先行するのは止むをえません。フランス語などは語尾の子音は読まれませんが、次に母音が来ると発音されるリエゾーンというのがあります。これなどはまさに書き言葉が先行した例でしょう。でも最近はだんだんリエゾーンが消えていく例が見られるそーです。

 ドイツ語は単語をつなげて新しい単語をつくる規則があって、ものすごくながーい単語が多いです。反してフランス語は1音節の単語(テとかオとかレとか)が多く、これはリンガフランカとして国際的に流通していたための簡便化の結果でしょうか。英語は歴史的に征服王朝が激しく入れ替わったため、言語のるつぼです。そのため発音と表記の不一致も多く、ローマ字のような簡便さはありません。英米が世界を制したため遅れた言語がリンガフランカ(国際共通語?)になってしまいました。

 ラテン語は長らくヨーロッパの学問の世界での共通語でしたが、動詞の中に主格や時制を含んでいるので、語順がばらばらでも意味が通じる柔軟性を持っています。その点語順をきっちり守らないと意味が通じない言語は遅れているのかな?日本語はその中間で、多少語順が違っても意味は通じます。

 ともあれ言語は生きて変化する側面と、人為的に統一される側面の双方を含んでいますから、とても複雑です。今でも生きて変化していますからギャル語とか各種業界用語などが泡沫のように浮かんでは消えていくんですぅ。そうそう言語統一には教育政策とともに、ラジオやビーテレの影響も大きかったと言えるです。書き言葉で言えばネットの影響も大きいのかな?いろんな絵文字や隠語的なものが発生中ですぅ(笑)www