12月28日(月)進化論で金儲け!ってな夢を見た


 こんにちは。曇りのち晴れ。少し暖か。











自然淘汰の理論:

集団中の遺伝子頻度の世代を超えた変化を「進化」という。



1.生き残るのと等しいか、より多くの子を産む
2.同種内で様々な変異がある(ランダム)
3.変異の中には生存、繁殖に影響するものがある
4.変異の中には親から子へ遺伝するものがある



これらの条件が揃えば、生存・繁殖に有利な形質(形態や性質)
が集団中に拡がる。で、この変化にはどれくらいの時間がか
かるのでしょうか?




T(世代交代時間)X淘汰圧力(生存率x繁殖率)という
式で表せます。例えばヒトのばやいはT=25年、淘汰圧力
を400世代とすると1万年で進化が起きると言うことになる。
牧畜民が動物のミルク分解酵素を獲得したのがこの位の時間。










 昆虫なんかはTが2〜3日というのもあるからもっと早く
変異を起こせるかも。ウイルスや微生物はもっと早いでせう。
(極ニッチなお宅間で)有名なマンチェスターの黒い蛾の例
では50年くらいで変異が起こってますぅ。



 これは産業革命のころ、オオシモフリエダシャクという
ゴマダラ模様の白っぽい蛾が、白っぽい街路樹の幹に止まって
鳥たちの目を誤魔化して生き延びていたが、石炭のススで街
が黒ずんできたら白いのは鳥に食べられて皆黒っぽくなって
しまったという話し。「工業暗化」(industrial melanism)
とか言われてましたね。プ












 最近は遺伝の分野でも計算科学が流行ってきて、上記4条件
をコンピュータでシミュレーションして理論を検証しています。
コンピュータのチップもムーアの法則で1年半で2倍の進歩を
遂げてるから、そのうち携帯やPCのなかで進化のシミュレ
ーションをしてタマゴッチの超精密版を出したら売れるかもね?
閉塞した時代では品種改良がブームになったりしますからね。
江戸時代には朝顔とか菊、牡丹などイロエロな花が百花繚乱。











 花や盆栽、魚や動物などリアルかつ幻想的な生き物をPC上
で育てられれば、これはもうワクワクするような世界ではないか
い。プ せっかくのコンピューティング・パワーは趣味の世界
で生かしませう。あはははは









ふと今気付いたが、進化ってランダムな変異が意志によらずに
選択されて、長い時間を掛けて固定化する、ってとても味気な
い理論かとおもてたが、性選択って意志が入ってるぢゃん!
好みの異性を選択するってところにね。だから孔雀みたいな
生存には適していない形質まで残っているんだね。プ