11月9日(月)司法、2題噺し。見た目とグローバル・スタンダード


 こんにちは。雲の多い晴れ。都会の萎びた紅葉も一段と
進む。そう言えば立冬が知らぬ間に通り杉ていきました。アレ?








 「人は見た目が大切」っつう言葉は正に裁判所の為にあーる。
判事さんは黒い法服を着て威厳を演出してますね。これがT−
シャーツとジーパンだったら判決に重みがないかも。トホッ
人間が人間を裁くのれすから間違いがあるのは当然なのに、
このように神を装っているから、ぜってー誤りを認めないのれす。
衣装で誤魔化そうとするのは結婚詐欺師と判事さん?











 しかし「馬子にも衣装」って言いますが、言ってる中身(コン
テンツ)は同じでも衣装(パッケージング)によって高級に見え
るってえのは一種のハロー効果ですね。後光が射します。
判事さん方が斯様な心性ですから、それを熟知している弁護士は
被告人にキチンとした真面目な服装をさせて情状を取ろうとし
ます。ノリピーのニュースを見てて感じたですぅ。まずは形から
入れと。
しかしさる被告は半ケツを出すような服装でかなーり不利な判決
を出されたらすいが、誰もこういうことをおせーないとは可哀想。



















★ブラジル、サンパウロに1ヶ月滞在してた奴の話し。漏れは
南米だけは行ったことねえから、興味深かった。BRIC’s
の筆頭に出てくる国。アマゾンの広大な原生林を持つ国。
勤勉で真面目な人々が多い日本から初めて行くと、若干、人
生観が変わるそうだ。いわゆる人生のプライオリティの問題。











 まづ、何はともあれ彼らは徹底的に生活を楽しむんだそうだ。
金が無くても、ボロ屋に住んでても、食うものが少なくっても、
着るものがなくても、それでも人生を楽しむんだそうだ。
楽しくなけりゃ、それは人生ではなーい!という信念?が染み付
いてるから、何でも楽しんじゃうと。










 だから仕事の為に生活があるんぢゃなくって、楽しい生活の
為に仕事があるんだと。ま、リオのカーニバル見ればその一端は
窺えるのかもね。仕事の為に家庭や自分の生活を犠牲にするなん
てぜってー信じられない奴隷根性なんだそうだ。












 それで仕事の効率性とか正確性に関しては、勢いおざなりに
なってしもて、いわゆるアバウトつうのが国民性だす。入国時
に一ヶ月で申請した滞在期間がよく見たら1年になってるとか、
電車の時刻はでたらめ、タクシーの運転手は地図も持ってなけ
りゃ行く先も分からない。すべてアバウトで朧げだが、それでも
みんなは楽しく生活できるんだあ〜。














 彼は一年の滞在予定と書面上はなってるのに、1っヶ月で
出国したから現地ではどーなってんだろ?まさか不法出国に
はならんだろうな?とか日本人的に心配してたが、まだまだ
アバウトな国情を心から理解してねーんぢゃないの?その点
根っからアバウトな漏れは、「何の心配もねーだろ。たとえ
どっかで現地の法律に違反したとしてもブラジルとは『犯罪者
引渡し条約』がないからね。プ 」つうか日本はアメリカ、
韓国とのたった二カ国としか締結してないらすいぞ。他国は
100カ国くらい締結してるのにね。死刑制度がネックとか
の意見もあるよ。タハッ











 たまには自分の価値観だけが絶対ぢゃねえ!つう経験をする
のは意味のあることかもしんないな。ホゲー!