11月1日(日)ワールドシリーズと脳科学な一日

 こんにちは。晴れのち曇り、一時小雨。風つおし。



 早く家を出ようかと思いましたが、メジャーリーグをやっ
てたから遅くなっちまった。にしこりホームランで気分良し。
 自転車でお台場に向かったですが、風が強くてエネルギー
浪費。さすがに疲れて途中で電車に乗り換えますた。タハッ










 つうことで到着も大分遅くなっちまったから、あんまし
見れなかった。でもセミナーは一つ出たよ。いわく、
「分かった脳、まだ分からない脳」。とは言え、殆どは未だ
に分かってないって話し。









 まあ、計測技術の発達で少しは脳の働きを覗けるようには
なったが、まだまだ群盲象をなでるの図。脳活動の局在パタン
解析は進んだですが、脳のシステム、即ち脳の配線図、回路や
どのような細胞がどう働くとか脳細胞と分子のを決める遺伝子
とか仕組みは全く分かってないのが現状ですね。











 それでも少しは分かったこと:
1.大脳細胞に時を刻んでいるところがある。
2.脳と末端を結ぶ脊髄路神経の繋ぎをαーキメリンという
タンパク質が誘導。
3.ノッチシグナル振動という脳内蛋白の濃度振動が成人脳の
新生を誘導。
4.自閉症の分子・遺伝子レベルの解明が進む。などなど。
でも、大きく進展するのはこれからですね。










 それから吉村由美子博士の発表:「環境に応じて機能を
変える脳」
脳には1000億個の神経細胞があり、各細胞は数千ー数万
の結合突起を伸ばしている。このネットワークの大きさは
巨大なものである。その繋がりは環境に応じて刻々と変わっ
ている。例えば片目を塞いで育てるとその目の繋がりは育た
ない、とか。その繋がり方を細胞レベルで調べると微小回路
(マイクロ・サーキット)の形成が基本であった。これの
形成が脳のネットワークの基盤であーる。脳は時々刻々その
回路を変えているがヒトのばやいは1歳前後がピークです。
しかし、老人でも変わらないことは無くもない。プ












 で、坂井克之博士の発表:「脳が表現する高次機能」
科学的手法とは、次々とその構成要素に分解する要素還元
主義であります。しかし、物質はイイが心は還元ではうまく
行きません。イロエロな脳内測定技術によって、脳の機能
マッピングが進みましたが、脳のここが働いたから心は
こうなのだ、とは言えません。むしろ多変量解析で領域
から発火パターンへというのが今の方向です。
このパターン解析で心が読めるかもしれない。逆にある
活動パターンを脳に惹起すれば洗脳できるかもよ。プ











 パネル・ディスカッションでの結論は:
今は殆ど分かっていないのに、局所的な成果で脳の応用を
メディアなどが喧伝し杉。脳は分かっていることが少ない
し、動物実験をそのままヒトに適用するのも危険。幼児
教育とか短絡せず、全体的にバランスを取った活性化が
重要であーる!とか警鐘をガンガン鳴らしますたよ。
特に、「神経神話」にはご注意とか。左右脳?三歳まで?
10%しか使われない?などなど。プロフェッショナルな
脳はスリムでスピーディというのはホントらすいから、
脳を鍛えるのは意味がありそうです。










 で、最後は言い訳:
役に立たない研究が、実は一番役にたちゅのだあ!だいたい
役に立つという定義はなんなんだあ!漏れなんかは知的好
奇心を満たされるのが一番役に立っておーる!飯や金の
為に役に立つなど、くだらなーい!!とか吼えておったぞ。
面白いですねぇ。脳科学者っつうのはね。ぷぷぷぷぷぷぷ










 また、行くかもしれないし、ワールドシリーズを優先する
かもしれない。んじゃね。妙チキリンにイチャモン付けたら
そのまま掲載してやがった。イイとこあるな。弁当は日本
脱出したいよお、ショボーン、なんて泣き言をほざいてたら
ハエどもが慰めておった。勝手にしやがれ!馬鹿ボンボン。