11月2日(月)プロセス主義者の独白

 こんにちは。寒曇り、夜半一時雨。
銀の皿のような満月が群雲をついて寒々と中天に昇る。
既に、年の瀬の風情。そう言えば、ベトナムでは干支に、
ヌコ歳なんてあったな。可愛いトラ猫。プ













 結果論でいうのなら、何をやっても無駄ということになる。
何故なら、人間は必ず死ぬのですからね。だからプロセスと
いうものにもっと重点を置くべきです。か? 何かになりたい
と思って努力している時が一番充実しているのではないかい?
なってしまえばそれはもう日常性の現実。ちっともドキドキ
しないぜ。プ













 でも学者はこれを逃げに使っちゃ、いけねーぜ。「分かって
しまったら面白くもクソもねーじゃん。課題に戯れてるだけ
でイイんだい。」とかいう若い研究者の言をよく耳にするように
なった。高等遊民。ふっざけんじゃねーよ。自分の存在を賭け
て探求に乗り出すくらいの気概をもてや。リーマンだって漁民
だって必死なんです。甘えんぢゃねえええ!













 小説ではよくハッピーエンドなんてあるけど、実際は塞翁が
馬。禍福はあざなえる縄のようにエンドはあーりません。だか
ら、我らは一瞬いっしゅんのプロセスを味わい尽くすしかねー
んですぅ。














 どー思います?ドーパミンの報償システムって。あほらし。