8月30日(日)エピエピエピ、エピジェネティクス


 こんにちは。曇りときどき霧雨。一転して涼しい。
台風が近づいているらしい。






 こないだ西川伸一氏の「体の考古学」つうシンポを聞いた。
「エピジェネティックス」という学問の話し。DNAにより
決定論的に決められた形質の発現に反して、環境や学習・記憶
により後天的に左右されるっつう説。近年、主流になってる。






 加齢によってかだらもどんどん変化していく。これもエピ。
遺伝子の発現にはDNAのメチル化とかヒストン修飾とかいう
後天的な原因があるという。時間の一方向性。赤ちゃんは
どんどん老いて、決してもとには戻りません。










 しかしそれを突破したのが京大の山中さん。科学と言うより
も工学的なトライ&エラーで4つの遺伝子を発見して、それを
適用するとどんな細胞でもエピからリセットされて元の多能姓
肝細胞に戻れます。つまり人生を経過した老細胞が赤ちゃんの
細胞に戻るとか。








 こんなタイムスリップが許されるのかぁ〜! とか思うけど
これが最新の細胞科学。セントラル・ドグマっつうDNAから
タンパク質を作る仕組みは分かったけど、顔かたちや何で老い
るのかっつう仕組みは未だ解明の途上。






 とか言ってたが、また各課も。では。









 それを