7月24日(金)昔、風見鶏という男がいたこともあった


 こんにちは。曇りときどき驟雨ときどき陽射し、とかなり
不安定な天気。そんなに気温は高くないんだけどネットリと纏わり
つく湿気が煩わしくも愛しいな。(自虐的)







 虎ノ門で一杯飲む。最近はこういうパターンが多いな。プ
大方、麻生内閣にアイソを尽かしている意見が大勢。でも、
ミンスも不安だね、とか。「知らしむべからず、寄らしむベシ」
つう保守の考え方に、保守も飽きてるとか。






 終わりの決まってる人生で、「アスナロ物語り」ばっかやって
ると、人生ドン詰まりとか。せっかく経済に腐心したのなら、
それをアピールすればイイのに、ブラック・プロパガンダばっかやって
る品性の下劣さが支持率を下げてんぢゃね。プ










 ま、政治は論理よりも風だからね。順風、逆風いかに風を読む
かが職能なのに自尊心ばっかつおいと眼が曇るのか、元々濁って
いたのかは両方だろう。と言いたい放題言ってる奴もいた。
ま、自動車メーカと電機業界にはエコ施策で多少恩義を感じてる
野郎はいるかもしんねえが、今は昔みたいに会社命つうのも少な
いから、これも空振りだろ。









 永田町ゴロに詳しい野郎がいうには、「あの、マスゾエ、コイケ、ノダ、
ノブテルの大衆受けする人事をやられたら郵政選挙の劇場化かとオザワ
は一瞬ヒヤッとしたらしいぞ。野党の嫌がる人事を諦めたとはホント
に麻生も馬鹿だねえ。」とか揶揄してた。下品。









 でも、ぼくも麻生さんは可哀そうだと思うんだ。能力に薄くて
自尊心だけつおいと、やたらと虚勢を張りやすいんだ。さんざん
逃げ撒くってても「解散は勝つと思う時期に私が判断して私が
決める。」といい続けて1年。しかし結果は、どん詰まり追い詰
められ任期切れ解散。彼自身は、「俺はなにも悪い事はやって
ない、経済対策に邁進し効果も上がってる。高速も安くしたし、
自動車や大型家電のエコ補助もつけた。2兆円の景気刺激もした
し、15兆円のばら撒きもやった。金持ちが金を使いやすい環
境も整えた。これで何で俺が反省しなくちゃならんのだ???」
と思ってるかも。










 で、自己合理化の常道は、自己の免責、他人へのなすり付け。
「大体、中川(酒)、や鴻池(女)が悪いのだ、俺ではない。
ハトポ(弟)もズに乗り杉、周りが皆で俺の足を引っ張るのだ。
そんな俺がなんで反省したり謝ったりせなならんのだ!くやし
い〜」っつったのが両院議員”懇談会”での涙目の原因とか、
性根の真っ黒なツウが言ってたよ。ま、麻生さんの身になって
みれば頷ける意見。









 で、僕自身の感想をいえば、「潰れそうなGMのなかで社内
抗争をしているような感じは受ける。」かな。長年の柵の中で
目が外に向かない不幸。今までイイことも沢山してきたのに
末路はこれかい。「ゲに組織は淀めば腐るじゃのう〜」かな?
最後の希望は「窮鼠ヌコを噛む」とか「一寸先は闇」とかの
期待しかないね。でも、いくら窮鼠とはいえ汚い手は使うなよ。
使えばそりは穴二つ。嗚呼!