6月20日(土) 週末の政局放談

 こんにちは。晴れときどき薄曇り。湿度高め。



 そう言えば、学校のビオトープのそばを通ったらカエルたちが
いっせいにケロケロケロと鳴いてたな。そうそう、田舎に住んでた
ときは田植えの頃に大合唱が始まったんだ。都会では小学校
だけなのかなあ。






 世はだいぶ騒がしくなってきましたが、つらつらおもんみる
に政治家ってのはあまり目立たないで、陰でキッチリと仕事し
てくれるのがイイんぢゃね。でも実際は目立ってなんぼの世界
だからなぁ。政策立案能力や調整能力よりも打てば響くような
即応答能力ばかりが重視されてるから、そういう人ばっか目立
つんだよ。







 だから芸能界でアドリブ(即興)や即応性を鍛えた奴がチャッカリ
と政治の世界に転進して、けっこう活躍してる例ってたくさん
あるよね。じっくりと社会や生活を考え、世界に目を拡げて、
最適な政策を練る人ぢゃなくって、答弁や言い訳ばっかし上手
いだけぢゃあ官僚と変らないよね。
 






 ところで、優柔総理は「解散は俺が俺の判断で決める」と
言い続けて早9ヶ月、そろそろドン詰まりが近づきつつありま
すよ。ま、強引・独断・専行がいいのか、優柔不断の粉屋の
ロバがいいのかは迷うところ。どちらにもイイとこもあれば
ワルイとこもあります。人の良いヒトに後者が多いと言うのも
定説。でも取り巻きが悪いとどツボにはまります。







 地方選、千葉(6/14)、静岡(7/5)、東京(7/12)と押し
寄せてきて、ここで負けると総裁交代論なんかも噴出するしね。
でも、都・国ダブル選だと都に集結した公明の選挙スペシャリスト
が国に戻れないし自公協力も心もとなくなる。少なくとも
3w空けるとすると8月2日しかなくなるんだ。あとは任期満了
選挙の範囲に入ってしまいます。とか当てずっぽうで読んで
見ると7月3日解散の8月2日投票ってのが「俺の判断」でやる
最後の日程かな。なんかまた仕込んだ爆弾が破烈しないと、
これも無いような気ガス。厚労省女性局長の件だけぢゃチト
爆発力が弱いしね。







 しかし2兆円の定額給付とか15兆円の有力者地元バラマキ
補正予算とかイロエロと画策しても衰えた幕府は支えきれずに
討幕運動はますます盛んなり世襲幕臣ども、つうアナロジー
も呟かれ、来る選挙もここまでくれば幾つ負けるかのマイナス
選挙の様相。ああ、昔の栄華今いずこ♪







 玉砕か!それとも座して開城か!この二つとは情けない。
これも幾たびかチャンスを逃してきた付けであろうかの。
就任直後が懐かしい、第一次爆弾の3月4月がなつかしい。
5月にドジョウに逃げられて、それから後は落ち目のフンドシ。
となると、ドタバタ劇のあとの見所は都議選後の麻生さん
下ろしかな?もうこうなったら見栄も外聞もなく人物金の
ありったけをつぎ込んで、なんとしても自公で都議会の
過半を押さえるしかなかんべえ。乾坤一滴勝負にでますか?






 「政治っつう仕事は、情熱と判断力の両方を使いながら、
堅い板に力をこめて、ゆっくりと穴を開けていくような
仕事だい。」(マックス・ウェーバー

ああ、判断力の欠如で失った時間はもう戻って来ないので
しょうか。ショボーン





 とか言いたい放題、disりまくりで最近言ってることとは
違いませんかい? いえいえ滅相も無い、そんなことはご
ぜーませぬ。当為と事実は違うもの。かくありたいと言う
ことと、実際の人物とは往々異なるものですYO。特に相手
が公権力者ならいくらdisってもdisり杉ということはあー
りません。仮に万が一ハトポッポが権力の地位についたなら
タマはここぞとばかりにdisりまくるであろうよ。その辺が
メディアとか御用学者の心得違いなところですぅ。








 とか一応心の咎めを緩和して、もうちょと言ってみようかな。
麻生さんとハトポ弟とのいざこざを、ごく簡単なアナロジーで
解説してみると:
社長:このプロジェクトは当社の地位向上に極めて重要である
から、気を引き締めて取り組むように。取り組み方はこうこう
こういう具合にな。わしも応援するからな。
部下:はい。わたしも前からこの件は重要案件だと思ってまし
た。社内のふいんきを変えるためにも重要でしょう。


と、全力で取り組んでたら、ちと槍杉た。社内からの妬みと
反発も多くなり、足を引っ張るものも出はじめた。さらに社外
からも有力スポンサーなどが苦情を言い始め、雲行きが怪しく
なってきた。


社長:をいをい、わたしはこのプロジェクトは時流に合ってると
思ったが、君が敵を作り杉たために問題が多くなった。ここ
は少し様子を見ようではないか。
部下:し、社長。今更それはないでしょう。わたしは色んな
とこにコミットして既に後には引けません。なんとかこのまま進め
させて下さい。
社長:(う〜ん。こんなに聞き訳がないとは思わなんだ。)
きみはすこし疲れ気味だから、ここは一つ休養を取らんかね。
部下:あ、あなたは前言を翻すのですか!わたしは全部バラシ
ますよ。





 ま、上司も上司なら部下も部下って気もいたしますが、この
場合は一般の会社なら良くあること。しかし、部下の身になれ
ば、こういう上司とは二度と一緒に働きたくはないよね。政治
家としては、どっちが正解かは分かりませんがね。プ