7月22日(水)日蝕の日のくーだらない考察


 こんにちは。曇りときどき雨。涼しい。
またつゆ入りしたような天候。太平洋気団の張り出しが弱い。
笑い目の木漏れ日を撮る試みはつゆと消えた。は〜






 もともと西洋の考え方には「自然の支配」って源流があって、
それがデカルトの方法論的な懐疑とかベーコンの帰納論理学など
で科学に結びつきました。一方、東洋では「自然との共生」が
基本で、一般的・普遍的な法則よりも個々の実情に合わせた
対機説法*1とか無記の教え*2などの人生哲学が主流でした。







 プラトンなどのギリシャ哲学はこの世界の不思議さに対する
「驚き」の感情が動機でしたが、西田哲学は「人生の悲哀」の
感情が動機になっています。つまり西洋はあくまで知的関心に
よる科学志向であり東洋は無為自然などの人間の生き方が主流
ではないでしょうか。







 普遍的な定義:真理の真理による真理のための観想(西洋)
 個別具体尊重:個人の性格、育ち、学識に応じた対応(東洋)







 インドーブータン武漢ー上海ー沖縄ー硫黄島と連なった
皆既日食の帯は東洋の人々の生き方を変えたでしょうか。
皆既日食を実際に見ると人生が変る」とかゆわれてますが
みんな太陽信仰の系譜なのかなあ? 








 自然は人間の力で変えれるよ、つうのと人間はもっと謙虚
になろうよ、つうのは地球温暖化に対する東西の姿勢の違い。
そもそも何十億年続いている地球環境が、ある恒常性を保って
いるのは自然循環的なフィードバック・システムが働いているから
ぢゃないのかな?これには地球の色が関係しているような
希ガス







 海や陸地は太陽エネルギーを7%しか反射しないが、雲や雪の
ような白は70%も反射する。だから温度が上がって地球を
覆う雲が増えれば寒冷化方向に戻すとか。高々100年くらいで
使い尽くす化石燃料を200年に延ばしたとしても、たいした
影響は無いようなキモス。化石燃料の使用は一切禁止とかに
徹底すれば少しは影響あるかもね。プ









 宇宙規模のショウを見て、地球規模の未来を少し考えて
見ただ。で、俺の個人規模の生活には、これまた何の影響も
与えない寂しさよ。いや、そうでもないか。少しは現実から
目をそむけさせる効果はあったかも。タハッ

*1:一般的な真理ではなく個々の相手に応じた対応

*2:宇宙は有限か、とかの人間の生き方に直接関係ない問題はスルーする