10月18日(金)艱難辛苦は人を珠にするかもしれないがっ

 極めて雲の多い天候。晴れだったような気もする。15℃〜19℃と上着が無いとさぶい。赤とんぼやユリカモメが戻ってきた。





 
 環境は人も作るが、文明も作ると:

 西洋やアラブ世界のオリジンは砂漠の文明だす。キリスト教イスラム教は1神教で人間中心主義だす。ともすれば人間のエゴが過剰に出て自然を破壊してしまいまふ。ある意味、これは自然環境のしからしむるところで、あまりに厳しい自然環境ゆえ人間中心にしないと生きていけなかったのですね。

 一方、東アジア、南アジアは自然の恵みにあふれ、そんなに無理をしなくても生きていけました。それ故、山川草木すべて一体となった世界観が生まれたのですねぇ。人間はその中の一つの要素に過ぎません。西欧文化に汚染される前のインドや中国では、このような考え方が主流だったのです。

 さて今地球を救えるのは、どっちの方なのかな?アラビヤ→西欧で発達した科学技術で果たして地球は蘇るのでせうかっ!まことに疑問に存じまふ???



 今アマゾンや東南アジア、アフリカの原生林はどんどん失われつつあり、その速度は年々早まっています。西洋文明の波が侵食しつつあるのですね。これを阻止するのは、先進文明国と言われている諸国が率先して自然を元に戻すしかないでしょう。自分たちは自然を切り崩しておいて、他国にはそれを止めろとは倫理的には言えません。「まずは隗から始めよ!」ですねぇ。東京中心部も江戸末期には90%を超えていた緑被率(緑に覆われている土地の比率)が文明開化、殖産興業の過程で、今では10%未満にまで落ちています。広大な熱帯雨林の消滅は、温暖化ガスよりも大きな影響を地球環境に与えつつあります。オーノー!