4月9日(木)ホントはすごく可哀そうなニュースをパロった


 こんにちは。晴れ。一段と暖かい。
もうアラ・20℃がデフォになったからこの温度を今後の標準
とします。公園のチューリップも開きっぱなしですぅ。









 お笑いのタレントが結核だったと判明してジャリタレ含めた
関係者がパニくってるつう記事が流れてた。こういう感染症
弱くてしつこいのが性質(たち)が悪いと言われてます。
猛毒だと一部の人がコロリと氏んでそれ以上広がらないからとか。
病原菌って掲示板の匿名粘着さんみたいだな。








 1万年前に農耕が始まってから人口も増えたけど、蓄財とか
労働とか戦争とかも始まったと言われてます。感染症も牛や
トリを家畜化した5千年前から流行りだしたと言われてる。
何事もイイことばっかしぢゃありませんね。多くの感染症
動物からヒトへもたらされたものですぅ。









 ハシカは牛起源、疱瘡も牛起源、感冒はトリ起源かな?動物の
ウイ留守が変異してヒトにうつると免疫がないから拡がってく。
これを画期的に押さえたのがジェンナーのワクチン。たかだか
二百年前のことだす。それで疱瘡は撲滅された。でも変異って
次から次へと起きるからイタチゴッコ。切ないです。








 つい50年ほど前までは結核や肺炎などの感染症が死因の主因で
したが、ワク珍や抗生物質などで減少して、今では生活習慣に
起因する循環器系が主因ですぅ。嗚呼、栄枯盛衰世の習い。
なんて安心してたら大間違い。耐性結核菌やエイズ、サーズなど
の新型、再生型が次々に現れまする。









 本当は非典(SARS)などの新型では死者がスペイン風邪以上の
何千万人となるところなのです。が、病原体の同定が早いから
極地的に押さえ込めたのだ。WW1だって犠牲は九百万人だから
感染症の怖ろしさは戦争と桁違い。








 「ものごとを怖がり杉たり、怖がらなさ杉たりするのは易しい
が、真っ当に恐がることは難しい。」とは寺田の寅たんの言い分。
昔の人はイイこと言うねえ。








 わだすから工学的に見てみれば、やまいは増殖への自然的な
フィードバックだから、あんまし医学が発達しても自然のバランス
を傾けるかもよ?と言いたいけどね。個人的には記憶に無いの
れすが、わだすも赤ちゃんのころ感染症で殆んど死んでたと
パパとママ言って宝、医学に感謝せねばならない立場。それで
助かって両親が舐めるように可愛がったからアバウトなスポイルド
アダルトが出来上がった次第。嗚呼、万事世は塞翁が馬かよ。








 しかし最近の医学ニュースを見ると全ての変異を屁ともせず、
ウイルスのRNA増殖機構自体を阻害する新薬T-705ができた
と言うから、いつまで経ってもこの世はイタチゴッコですなぁ。
個人的価値観と社会的価値観と人類的価値観と地球環境的な
価値観との四重相克。ジレンマ、トリレンマの上はなんと言う
のでしょう?おカルトれんまかなあ。ぷぷぷぷ