5月1日(土)八十八夜。見えないものを見るには。

 晴れときどき曇り、一時雷雨。12.5℃~24.1℃、34%。南風ときに強し。

 BSでダルくんの快投を見てたら少し大きめの揺れが続いて驚いたでやんす。宮城県沖が震源だという。ホントに地震と言うのは一寸先は闇の杞憂の大本でやんすよ。いつデッカイのが来るか誰もわっかりませーん。

 

 見えないものはおとろしいとは:

 典型的なのは放射線なんかですが、ウィルスも見つけるのに手間がかかるから恐ろしいと言えるデス。結核みたいなのは空気感染だからいつどこでうつったかあまり分かりません。症状も徐々に出るからながーい時間を掛けて人体を痛めつけます。一方、ノロウィルスなんかはすぐに症状が出るから劇症でもそんなにおとろしくはないと。

 ノロは100個以下の感染でも増加速度が速いから、すぐに症状がでると言われます。インフルエンザウィルスも潜伏期間はそんなに長くはありません。これは飛沫、接触感染が主ですから、だいたいどこでうつったかはすぐ分かります。新型コロナウィルスへの対応で手洗いうがいマスクしてたらほとんど流行りませんでした。これはコロナ騒動の副次的にいいことでしたね。

 それでコヴィッドくんはノロくんと結核くんの中間みたいで、潜伏期は比較的長く症状も無症状から重症まで多様です。これが世界的なパンデミックを引き起こした要因です。短期間にみな重症になればすぐに押さえ込めます。ゆっくり重症になるウィルスは特効薬で押さえ込めます。すかす中途半端で多様性のあるウィルスが一番やっかいなんすね。

 でもウィルスは絶対的に悪か?といわれれば、そーではありまへん。人間も常在ウィルスを沢山持っていて、それと共生してます。細菌と同じようになんらかの働きをしているようです。ウィルスがいなかったら進化もなかっただろうという説もあるくらいですから。人体も一つの生態系だと観ずれば、バランスがいっちばーん!ということでしょうか?

 計画的に実験できれば短期間に判明する事実でも、対象が人体だとままになりません。それで仮説はたくさんできますが確証(エビデンス?)が少ないという状況に至ります。その中で、実施の副作用が少ないものを積極的に採用していくしかナインだす。確証がないからと、何もやらないと水俣病みたいになってしまいます。パンデミックは時間との戦いでもあるからです。かな?