こんいちは。一転快晴。冬の青い空が戻ってきますたよ。
そう言えば白もくれんの花が咲いてたリヴァーサイドの小道。
いや〜、人の生き方って様々ですねぇ。好きになったら
アバタも笑窪ぢゃないですが、才能は無いけどそのことが好き
で好きでたまらない!つう人は良くいます。
で、そういう人はその世界は長いですから牢名主みたいに
幅を利かせます。そのもの自体は上手くなれないのですが裏に
通じその世界の事は隅々まで良く知ってます。こういうお方は
何になるのかっつうと人を育てる役回りですね。大概。
趣味の世界では碁会所の長老とか、釣りの会の世話焼きとか、
同人誌の古参とか、俳句の会の一言居士とか、どんな小さな
組織にも必ず居りますよ。で、初心者がおどおどと参入すると
親身になって面倒を見て一人立ちするまで育てあげる。結局、
大半の初心者はその方を上回って、そのうちに相手にされなく
なりまする。でも、その方は気にも留めない。なぜならまた
新しい人の指導に一所懸命ですからね。
受験とか教育界にも、このような方を良く見かけます。ぼく
が聞いた話しですと司法試験の勉強会にはこういう方が居ると
合格率がグンと上がるとか。問題の傾向とか試験の山や答案の
コツとかにえらく詳しい。討論してもイロエロな判例に詳しく
誰も太刀打ちできない。でもどこか筋が悪くて本番の試験には
どーしても受からない。つうようなお方。でも判事・検事さん
を始め数多の俊英を育てて、今でも尊敬されてる。つうような
人。予備校の熱血先生とかもどっちかっつうとこの範疇ですか?
えらい人だと吉田松陰先生とか。本人は密航しようとして
失敗し、奉行所に自主して出ただけのショボイ経歴ですが、
郷里の寒村で育てた人材が明治期に活躍した。燃える思いが
乗り移ったとか。そうです!才能は無くとも「燃える思い」
さえあれば人材が育っていくのです。「無いものをくやむより
持ってるものを伸ばしましょう♪」が教育の神髄ですかねぇ。
で、才能を与えられた人と情熱しかない人のどっちがしやわ
せかな?と思うと、ぼくは後者でわないのかと薄らと感じた
次第ですぅ。天才はどこかガラスのように脆いとこがあるから
なあ。はあ〜ぁ