3月6日(金)見たくもないものを見ようとして自滅する


こんにちは。一転終日寒雨(さぶあめ)。風強し。




 なまじっか「社会は民主主義で、人権を保護し、三権分立
権力は相互チェックされ、正義が最後は勝つんだ。」なんて
幻想をたま〜に見るからホゲ〜なのであって、現実を冷静に
見つめれば、金持ちは強いし権力者はあらゆる影響力を行使
できるのれすよ。ね?ね?








 要するに一皮剥けばどろどろの闘争が生物界の常として横た
わってるのです。見たいものだけ見ずに、見たくないものも
敢えて見つめればそーいうことなのだ。サル山のボス争いと
なんら変るところがなーい!







 そしてね、清く正しく自分の欲を抑えて周りの人間に気使い
して家族や同僚にいつも暖かな目をそそいでる善人が苦しみ、
欲と権力に塗れた独善者がこの世を謳歌し大往生をとげる、と
いうことも昔から普通に見れましたねえ。この辺を解決するの
は倫理か哲学か宗教か?っつったら、これはもう宗教しかない
ような希ガス。何しろ理論や道徳では解決がつかない、全く
矛盾した不条理の極みが人生というか生物界の実相ですからね。







 どんな事をしても、相手を騙しても食い物を手に入れた奴が
生き残る世界なんだよ。ただお互いに争って自滅しないように
薄〜く道徳とかの皮を被せたのが人間社会であって、その本性
は闘争であることには変わりがない。闘争しない生物なんて
自己矛盾なんだよ。ここまで生き残って地球を蓋い、イロエロ
な種を絶滅に導き害悪を撒き散らしている現状が、その本性を
雄弁に物語ってるとは思いませぬか?「その性、善なり」なら
とっくにホロンびさっとるわい!けっ







 ときに気分が沈んでるときは、自分のイヤなところを徹底的
かつ自虐的に見つめてみるのも必要なのでは?とか思ったが
気分が悪くなったから、もう寝よ。さらば