1月24日(土)言葉って概念操作の効率化だけど嘘ばっか?

こんにちは。終日曇り。でも時折雲間から陽射しあり。さぶい。
大分冬芽がプックリとしてきましたね。梅はまだかいなと。






悲観主義の根底には意志を信じないことがある。反して楽観
主義は全く意思的であーる。」(アラン定義集)イッシッシ






「実際の生活に必要なものには細かく分類された語彙があり、
不必要なものには大雑把に捉えた語彙しかなーい。」(誰が言
ったか分かりません。メモの隅に載ってた。)





「ホント言うとね、自分の心だって分からないときがあるの。
ましてや他人の心など分かる訳がなーい。みんな自分の心象を
無意識に相手に当てはめてるだけでしょ。所謂、分かった心算
になっているんです。迫真の演技で涙を流す。でも、これから
共感が生まれるんだから、強ち無駄なことでもないよね。ねえ
ねえ?そうでしょ!」(玉虫語録)

 






 古い映画を見てきた。「懐かしい風来坊」というS41年の
山田洋次作品。S44年からの「男はつらいよ」の前駆的な作品。
荒々しいが純粋な土方のハナ肇とさえないインテリ役人の有島
一郎の面白おかしい友情の物語り。笑いの中にもジーンと心
を打つシーンもあり泣かせた。倍賞千恵子が二人を繋ぐ自殺を
図った少女役で出ている。全く生い立ちも職業も違う二人が
世間的な立場を超えてお互いに引き付けあう同質の人間性
持つものとして描かれている。寅さん映画と違ってハッピー
エンドなところがシリーズにならなかった原因かも。








 数学は真理かっつうと、どーもそうでもないような気もする。
言葉は真実かというのと同質。言葉は実体に被せる蔽いだから、
ときには物事を見えなくさせることもある。「これは〜〜だ!」
と言われるともう〜〜以外には見えなくなることも多いよね?
ん?そーでもない?そりゃ立派だ。