11月27日(火)人材観のシフトについて

 快晴。13℃〜8℃。木枯らし強し。ペーブメントは公孫樹の絨毯。


 同質な人材で固めた方がいいのか、異質な人材をうまく組織すればいいのか?組織論には色々ありまふ。それは組織の目的によって大きく変わります。極論すれば1.軍隊型組織と芸術集団組織の2つに分かれるでしょう。前者は規律や秩序を重んじある枠の中で能力を発揮する秀才タイプ、後者は混沌の中から自由に発想を飛躍させうる天才(変人?)タイプが求められます。役所は当然前者を重用しますが、新しいものを生み出す企業は後者のタイプもある程度必要です。しかし日本では同質圧力が強すぎて大企業が官僚化しているのは周知のとおりです。高品質な製品をきっちり作るのには適していますが、今までに無いような製品やサービスでは負けつつあります。もう少しアバウトに多様な人材を許容する風土が求められる由縁です。
 とは言えトンガッタ人は一人でやれば能力を発揮しますが、集団になるとともすれば互いに傷つけ合います。この辺の組織論がこれからの課題といへるでしょう。曲者や怠け者を集めて一定の方向に駆動するには、それこそ天才的なソーシャル・センシティビティ能力が必要とされます。変人はそこら辺に一杯いますから、むしろそういう変人の能力を集団として引き出せる人を育てたほうが迂遠なようで実は早道かもしれましぇん。どーですやろ?わっわっわ、和が三つ、和を以って尊しとなす日本の伝統いずこにありや。




 選挙も近いので日本の選挙権を持っている人口分布を調べて見た。
 すると50歳以上が54%で既に過半数を取っている。50歳未満の若年、壮年層は46%の少数派。60歳以上に老年層を限っても40%もいるんですぅ。この比率は年々上がっていくと思いまふ。それに若年層は選挙に関心がなくて、壮年層は忙しくて余裕がないから投票率は低いですぅ。民意民意で選挙万能主義者もこの現状を考えて、より長く生きれる人に重みを付ける方法が良かんべえ?そーしないと年寄りの年寄りによる年寄りのための国が出来上がってしまうぜい!一票の格差が大きいままで総選挙に突入した現状を鑑みて、更にその先を考えてみただ。15歳から選挙権ありにするってえ手もあるな。未熟者には選挙は無理だっ!と老人が言うのなら、ボケたやつでも選挙権は停止されないと言い返しませう。
 あ、あとネット選挙活動の解禁をしなかったのもミンスの手落ち。これはもう世界の潮流だしょ?悪いところばっかし目が行くから改革が進まないんすYOー!改革は走りながら修正しませう。いじょ、玉虫の政見放送でした。