11月24日(月)科学な連休は雨で湿った

こんにちは。曇りのち雨。久しぶりのお湿り。だが、寒い。




 根回しと談合の世界にもイイとこがあるのかな。ぬるま湯は健康
にもイイと言うしね。しかし実力の世界では生き残るのは難しい
だろうな。三日間科学生活をしてみて、フッと感じた。どこでも
そーだけど最先端の世界は何でもありのギラギラした競争だからね。
そうでなければ生き残れない。日本の学界は未だ村社会で甘いねと。






 今日の新知識:普通は物質と反物質が相殺して無になっちゃうん
だけど、ビッグバン後の短時間にこの対象性がほんの僅か(1億分
の1)破れて物質がホンの少し生き残ったのが今の宇宙だって。
でもその物質は4%くらいで残りの96%は暗黒物質や暗黒エネル
ギーつうので満たされているらすい。






 で、小林・益川理論では今ある物質の1億分の1しか説明できない
らすい(それでも立派だけど)。で、実はニュートリノというのが
物質生成の本命ぢゃないのかという福来・柳田理論が出て、今その
検証に世界中がシャカリキなんだと。なかなか奥は深いですね。
しかし1億の物質と1億の反物質が戦争して、膨大な犠牲の上にたっ
た2つの物質が生き残ったというのは我らの生命みたいですね。
 






 フランスの小話:子供の頃から何をやってもビリッ穴の男に学者
が言った。「でも君は少なくとも生まれる前は1億の仲間の先頭で
ゴールしたんだよ。生まれてから何十人の中でビリでも屁でもない」
だと。そうそう、この世は幸運者で満ち溢れてんですよ。スゴイネ






 若手研究者の言によると、いつもいつも四六時中考えて潜在意識
を考えで埋め尽くすと、風呂とかトイレとか電車のなかで不意に
イデアが意識の表面に浮んでくるらすい。無意識がスカスカの
内はダメらしいよ。だから99.9%は苦しいんだけどその0.1
%のカタルシスで嵌っちゃうんだって。これは良く言われている。
いわゆる一つの中毒だね。プ






 手段は中味よりも重要か:情報の伝達という手段そのものは遺伝
という局面をみればコンテンツよりも重要である。ゲノムによる情報伝達
手段があるからこそ、その変異によりコンテンツが自然選択により最適化
されるのだ。つう「目的は手段により自発的に展開する」理論を
実行委員長がこじつけた。だから、サイエンス伝道師を広げたいん
だってさ。





 いちおう面白い連休だったと言っておこう。しかし、まだまだ
小学生から老人まで参加者は一様に科学オタクのふいんきを漂わせて
おったから、裾野は決して広くはないとの印象。ま、国を上げて科学
に狂うほうが異常かもしれませんがね。ではでは。