希望と絶望は兄弟か

おっはよー!曇りときどき晴れ。



相変わらずのんべんだらりとした日常が続いていますね。
「幸運の女神は後ろ髪しか見せない」ぢゃないですが、その日常が
どれ程しやわせだったのかは後に振り返ってみて始めて分ることも
あります。





 人類は姑息にも未来を予測するために大脳、特に前頭葉を発達さ
せてきました。それで前もって色々と予測して準備し、食料なんか
も備蓄して、キリギリスさんからアリさんになれました。狩でも
マンモスが通る道を予測して落とし穴なんかをこさえました。
今はその能力は株とかFXなんかの投資予測に活用しています。
(でも、幾ら予測しても政策立案者や実行者、報道機関、証券会社
、企業なんかの情報強者には適わんけどね。)





 で、ですねぇ。この能力は「希望」という一縷の望み(幻想?)
に縋りつく諦めの悪さを派生させたし、早めに先を見切ってしまう
「絶望」を生来(幻想?)させたりもします。





だいたい人類は普段は誤魔化して欺瞞に生きていますが、ホント
はこの能力は生物の致死率は100%であって何一つとして永らえ
ることはできない。全員不定期の死刑囚であるという冷徹な現実を
突きつけてきます。先を予測できるなんて何と素晴しい能力だろう
と遺伝子は喜んだのかもしれない。でも、何事もイイことばかり
ではありません。「光強ければ影深し!」すべてトレードオフです。





昨日の朝も飛び込みで東西線が止まってた。中央線も人身事故多し。
おっさんのほうがおばさんよりもダントツで自殺が多いらしい。
なにも、おばさんがノーテンキだと言ってるのではありません。
男のほうが狩を担当して宝、予測力がより多く付いてしまったの
れす。だからちょとしたことで先行きを悲観して自らの現存在を
否定してしまうのです。交通事故は大キャンペーンで七千人/年を
割ったけど、自殺者は三万人/年の大台をなかなか切れません。





だから、「われわれは、先なんか見ないでその日暮らしをすれば
イイのだ〜」キャンペーンを起こそうではないか。ず〜っと先を
見た温暖化なんかほっとけばいいのだ!そうこうしている内に、
逆に氷河期が来てしまうよ。その日、其の時、その瞬間を、
一期一会で気ままにしかも真摯に生きて寿命を全うすればイイの。
だから人間関係も糞もなく、周りに迷惑掛けたってお互い様。
これは人の人生ぢゃなくって俺の人生なんだから、もっともっと
気ままに生きてみたいのだああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・。





でも、それがままならないのがこの世のシガラミなんですよねぇ。
切ないねぇ。いつか吹っ切れるとイイな!では、今日も一日、
がんばろーォォォ!!!!