曇り。露の中休みか。涼しい。
夜のニュースを見ていたら、「外国人のシングル・マザーの子供にも
国籍を、最高裁判断」とかのニュースが飛び込んできた。
今まで関心なかったし詳細を把握している訳ではないのですが、
子供たちの喜ぶ姿を見ていたらジーンと画面が滲んできた単純なわた
す。
日本で生まれて日本語しか話せない子供の国籍が無いなんて非情だ
よとの判断は正しいような希ガス。子供の視点に立てばみんなそう
思うはずですが、なぜか国籍法ってのが古いまんま。それは国会が
決めることだ！と正論的なことをいってる判事さんも1/3いたそうだ。
でも、結果的に泣いてる子供がいるんだから責任を他に転嫁しなくっ
ても、とか思った。
だいたい大陸のドン詰まり、東の極みの孤島に住んでるんだから、
外を目指したイロエロな人々が集まってきたとしても何の不思議も
なーい！だから小錦に似た人も朝青龍に似た人もみんな同じ民族と
してあい和して暮らしてるんじゃないか。仲良くしようよ！とか
世界を放浪してきた目から見ると思うよね。
そういえば思い出したが、メキシコでは母親の8割がシングルマザー
でアール、とかの噂があったがそれくらい各工業団地にはチャイルド
ケアーの施設が必須であった。女系社会。だから負い目はなーい。
堂々と子育てをして社会もそれを受け入れている。日本も狭いムラ
社会で固まらずに、もっと大らかになればイイのにね。
でも、あまりオープンにすると犯罪もふえるよ！という論調もある。
それは確かだ。日本は地縁で犯罪を抑止してきた風土ではある。
でも、何万という無国籍の子供たちを放置していたら、それが原因
でまた犯罪が増えるってこともあるよね。国籍が取れた女の子が
何になりたいの？と聞かれてたけど、「これで日本のお嫁さんに
なれる。」という可愛いのから、「日本人でないとなれない職業に
つけるから嬉しい」と答えた女の子がいて、「それはなんなの？」
と聞かれたら、「おまわりさんになりたかったの」と嬉々として
答えていた。だから何の心配もない。日本の治安も安泰であろうよ。
エントリとは関係ないけど、「自虐的予防線」って極めて有効
だよね。僕はアホだから、とか余り世事には関心ないんだけど、とか
はぐらかしてまともに答えない。柳に雪折れなーしとか。暖簾に
腕押しとか、強力だけど卑怯感は否めません。だってホントに
そー思ってるのかレトリックなのかは分からんもんね。完全に枯れた
りアホだったりしてれば良寛さんや画伯みたいに放浪してるでしょ？
でも、年初にオレが凝った絶望氏なんかもこの手を使ってたな。
「わたしは一介のネット書店主、趣味で書物は読みますが、証明する
のは本も出しておられる教授のほうでしょ？」とか挙証責任を相手に
押し付けて翻弄しておった。どこかへ消えてしまったが、懐かしい
なあ。またどこかで会いたいなあ。でも、オレはホントは堂々と
持論を真っ直ぐに主張する人が好きなんだ。仮に絶対的に正しいと
いうことが無いとしたら、ホンネをぶつけて議論するしかないんじゃ
ねーの。実社会ぢゃないんだから変な世渡りは必要ないのでは？
ではでは、イロエロな人々がいるから面白いという見地に立てれば
一段上から目線で過せるかも。でもイヤな野郎はイヤだよね！
当たり前だけど。ではでは、久しぶりに、ばっかやろー！！！
