11月7日(木)家族を通して社会を見、社会を通して家族を見るとは。

 晴れのち曇り。10℃~23℃、49%。おうし座流星群が来ているらすいが、曇りがちでよく見えません。

 

 

 家族とは:歴史的変遷。

 家族社会学的にいうと、夫婦と子供数人で夫は外で働き、妻は家事・育児に専念し、夫婦・親子は愛し合うという典型的な核家族は、市民革命、産業革命以後の200年あまりの歴史しかないという。日本では戦後の高度成長期に社会全体に普及したと言ふ。

 それ以前は公私が未分離であったが、近代社会になって公領域の市民社会と私領域の自立した近代家族に分離したとゆわれます。そして職住の分離、労働の分離(有償の市場労働と無償の家事労働)、ジェンダーによる男性性と女性性の分離と役割分業など様々な分離が発生した。そして家族成員間の愛情の特権化(異性愛、母性愛、家族愛、子供愛)で家事労働を動機付けたとされる。

 しかして現代社会ではこの解体が始まりつつあって、職住一致、家事労働からの解放、ジェンダーの平等・解放、家族の解放(崩壊?)などが起こりつつある。それと共に閉じた家族が公に開かれ、子供食堂やシェアハウスなどが立ち上がってきた。悪い面では前近代で見られた子供の虐待が頻発し、学校の解体も始まっている。

 しかし西欧からかなーり遅れてスタートした東アジア社会では公の充実がなされる前に、家族が解体されつつあり(単身世帯の増加)、これが社会の不安定要因になっている。地域社会の崩壊、家族の崩壊、学校教育の崩壊、日本的企業経営の崩壊、労働運動の崩壊、グローバル化国民国家の崩壊?)などにより個人は社会や集団に安定して依存することができなくなり(自己責任?)、格差の増大とも相まって社会不安が増大していく。

 では、どーしたらよかんべぇ?典型的近代家族を再建するのではなくして、新しい社会の枠組みを茂作するしかなかんべぇ。開かれた家族に対応して、開かれた公共(地域社会の助け合い)、テクノロジーによる単身者の結合、ケア労働の充実などが挙げられる。ま、グローバルコインとローカルコインの電子化やケア労働のスコアリングなどICTを分断ではなく結合の方向に導くことも大切でしょう。

 ま、社会の解体、変革期にはイロエロなアイデアを出し合ってあるべき姿を論じ合えるんだから、ある意味ではおもすろい時代だと言へます。愚痴や諦めではなくして前向きに時代の課題に取り組んで行きましょう!どもども。