6月7日(木)蟷螂生、カマキリがわらわらと湧いてくる頃。

 曇りのち晴れ。18℃〜27℃、57%。久しぶりに、横浜方面に進出す。崎陽軒にて会食♪イロエロなお話しを聞いた。




 少子化とは:

 子供の数が少なることである。乃ち、国家衰亡の兆し!とか、国粋主義者みたいなことは言いませんが、大国を目指す者たちにとっては、いささかショックなことでしょう。ホントは地球全体にとってはイイことなんすがねぇ。何しろ、今はグローバルに異常に増えすぎて、環境負荷が極大になってますから。

 日本でも江戸時代は約3000万人くらいで、サステーナブルな社会を営んでいました。明治初期で約3500万人、明治末期で約5000万人、7000万人を超えたのが大戦前の1937年頃なんすよ。その頃に戻ると思えば、極自然で何の不思議もございませんが、なんか少子化少子化と騒ぎ過ぎてまふ。

 でも、過渡期的な混乱は起きるでしょう。産めよ増やせよ富国強兵の価値観からいったらとても容認できないでしょう。が、これは一時的な調整局面と思て、ソフトランディングするに如かず!つうような政策を取る者は極少数なんですぅ。ザンネン

 そもそも少子化(を避ける)対策というものが、全くの的外れで、子供を持つ生き甲斐とか遣り甲斐つうものではなく、経済的な(それも貧弱な)対策で、女性の尊厳つうものを全く尊重しちょりません。昔は、「貧乏人の子だくさん」つう言葉もあったくらいで、子供だけが生き甲斐だっちゅう世帯は山ほどあったんですぅ。

 それを、勝ち組/負け組だのという価値観で、お金で優劣を計るようになったから、少なく生んで豊かに育てよう♪とか、価値観の変動を来たしたんす。さらに、襤褸は着てても心は錦とかいう価値観も無くなって、経済的に豊かでないと結婚もできないのだっちゅう浅ましい価値観も生じました。肝胆相照らして、このしとの為なら何でもしたい♪ってな意気投合は完全になくなり、年収幾ら以上じゃなくっちゃイヤイヤよー!になりまひた。心根の貧しさが透けて見えますねぇ。ショボーン

 最近の統計によれば、男性は自分より収入が低い女性でも、相性が合えば結婚したいと言ふ。すかす、こと女性に関しては、自分よりも収入が低い男子とは、ぜってー結婚しないっ!つうデータが出ましたんや(byリクルートワークス研究所)。ホントだとしたら、女性自身に収入差別感情が大きいということになる。フランスとかメキシコとか、ラテン系でカソリックなところでは、シングルマザーが少子化を防いでいるという話しは聞きましたが、これは政府や社会のサポートがあっての事。さて、日本ではどーでしょーかっ?




 人類がここに来るまで、無数の絶滅があったってことは、こころが傷むけど、今ここにいる70億の人だって、たぶん100年後には誰もいなくなっちゃうんだ。子孫がいればいいじゃんって考えはあるけど、カントだってベートーベンだって子孫はできなかった。ただその巨大な業績だけが残っていると。




 すかす、それさえも地球が太陽に飲み込まれて消滅する頃には、全てが消え去りまふ。


 つうことで、今ここに生きて感じていることだけが、真に意味のあることなんですぅ。どもども。