経済とこころの時代


こんばんはー。晴れときどき曇り。雪は降らず、あなたも来ない。





主要11カ国の年金資産が今回の株価下落で160兆円ぶっ飛んだ、という
ニュースがあった。株式資産全体ではたぶん360兆円くらいシュリンクした
と思えます。



 

     
参考:こういうのを見てると、世界にも日本にも金があるなあ〜、
と他人の金ながらこころ強さを感じますねえ。あるとこには在る
もんだ。 

▼世界の金融資産(資料マッキンゼー

・預金   34兆ドル(3740兆円:うち日本約700兆円:19%)
・株    33兆ドル(3630兆円:うち日本約500兆円:14%)
社債   35兆ドル(3850兆円:うち日本約 50兆円:1.3%)
国債   18兆ドル(1980兆円:うち日本約750兆円:38%)
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合計    120兆ドル(1京3000兆円:日本2000兆円:15%)

(注1)これらの金融資産の運用に絡んだデリバティブ(金融派生
商品)の総額は、150兆ドル(1京6500兆円)と言われます。この数
字は以上の金融資産には当然、含まれていません。

(引用 ビジネス知識源 2006/06/05)



不動産や絵画の値段とかと同じに、金融資産も人間の「心」が作り上げた
幻の富と思えば、膨らんだり凋んだりするのは当然と言う気にもなります。
ま、しかしこれは現物含めて何でも同じかな。ヒトビトが欲しがらなけり
ゃ価値が下がると。つう事は、節約生活で欲しがる物(者)を減らせば、
世界の富全体は減少して行くって事かいな??なんかこの辺はゼロベース
じゃなくって、世の中の人全員が得した気分になったり損した気分になっ
たりするような、世界の躁鬱症状ってのがありそうな気もしますね。








金の回りを血流に例える人がいるけれど、節約モードで信用収縮して血液
ドロドロになったりして栄養が滞れば不景気になるとか。石油も産業の
血液とか言われていた事もあるから、CO2削減で経済が悪化してもいいの
かい?たぶん車の排ガス規制みたいに関連技術や関連産業が興るから、そ
れでイーノダ!とかそんなに単純じゃないような気がしますが、エロイ人
たちももっと真剣に考えて貰いたいなぁ。







なんか素人的に見て一番いいのは脳内資産は何兆もあって、使うのは少し
というビル・ゲーツみたいなの。例えば自分の持ってる不動産が何億円の
価値があるとか自分も社会も信じてて、とうとう死ぬまで売らないとか。






こころに余裕は持ってるが生活は質素でエネルギーをあまり使わないとか。
これはイワユル社会保障の問題なのかな。それともヒトビトを洗脳すれば
簡単に実現できる安心社会なのかな。経済とこころの問題って難しいです。





とか、言ってる内に連休も2日が過ぎた。世は事も無し。では。