実態は烏合の衆か英雄か

集合知ってあるのかな。量が質に変わる分岐点。てんでんばらばら
ブラウン運動がある方向を示す地点。そう言えば、一石さんの論文から
既に100年以上経ってるな。分子の存在を、粒子のランダムな運動に
結び付けて、初めて立証した画期的な業績なんだが、相対論のほうが
有名で意外と知られておりません。って、集合智の抽出方法を研究すれ
ばノービリ賞への近道かも。おれもブクマでもやってみようかな。




史観つうのも山ほどあるけど、方向性を否定し全くランダムな出来事の
集積としての歴史ってないのかな。全ての価値観からフリーなやつ。
でも人間って何らかの目的がなけりゃ生きていけないし、英雄がいなけ
りゃ面白くもないから、そんな歴史を書いたって誰もよまないだろな。
今を吉として過去を悪く書くか、今を悪として未来に希望を託すか、だな。
まったく無色透明な歴史観、即ち、事実の存在のみを淡々と記すとしても、
事実の抽出には恣意が入ってしまうのだろうね。やはり当為がなけりゃ、
納まらないのが人間社会かい。





ペシとオプティのはざ間でゆれる、揺れてあなたはどこへゆく。
そうだそうだ!どこまで遠くへじゃなくって、たった一人でも伝われば
それでいいんだい。「人生意気に感ず、功名誰かまた論ぜん」て論じて、
右往左往しているのが実態で、そこに動きをみるのは夢幻のごとくなり、
ですか。では、けふはこれまで、おやすみっ。