2月2日(木)事実は強し、されど空しい

 こんにちは。曇りがちのち晴れ。北風強く体感温度極めて
低し。0℃ー5℃。富士山頂上の吹雪が見えます。山頂の雪が
強風で吹き飛ばされて、獅子のタテガミのように金色に光っ
てます。もう少し経てば、ダイアモンド富士が見えそうです。









 最近は野菜も品種改良が早くなって、消費者の(隠れた)
要望も知らない内に取りこまれてたりしまふ。例えば胡瓜
はぶつぶつが固くて痛ければ新鮮だとされてましたが、1
週間前に買った胡瓜を取り出したらまだ粒が固くて痛かっ
たですゥ。これは品種改良に違いない。大根の葉っぱがポ
キポキと簡単に折れるのは、硝酸塩が多くて不味いのだと
TVで薀蓄垂れてた人がいたから、その内に折れにくい茎を
持った品種改良版が出回りそうですねィ。プ



















 「人は嘘をつく動物である。」、「人間は必ずミスを冒
す。」などと一般的な事実を述べる者がおる。あろうことか
、これら抽象的かつ定性的な事実をもってして、「しょうが
ないじゃん、人間なんだからぁ。」と開き直って言い訳する
御仁も見受けられます。一般的な事実にことよせて、そうで
あっても仕方がないんだ、という言動を「事実(〜である)
をもって当為(〜でよい)と成す」自然主義的誤謬と申しま
す。
















 例えば「ミスをする」という事実についても、そのミスが
百回に一回か、千回に三回か、万に一つか、イロエロなレベ
ルがあって、あるミスがどのレベルまで許容されうるのか?
つう具体的な目標がなければなりません。たんにミスをする
ミスをしないという1/0のディジタル思考ではナインですね。
















 原発事故でいへば、千年に1回ではまだ甘すぎで1万年に
一回か10万年に1回くらいのレベル(天から隕石が落ちて
きて当たる杞憂レベル)にまで下げなくてはその影響度に見
合いません。ま、それで採算が合えばの話しですが。

















 また、浜の真砂と盗っ人の種は尽きねえ七里ヶ浜♪「泥棒
や詐欺って無くならないよね。」なんて嘯きながら開き直る
奴もいるし、「戦争がぜってー無くならんのは歴史的事実だ」
とか言って武装に励む産軍共同体もあるしねぇ。

















 「あるべき姿(当為)」ってえのは到達できないかも知れ
ないが、それに向かって努力することはできる。それが大切
なんだって気もする蜃気楼っと。














ス~~~~イスイスイ















 現場主義ってのもかくの如し!  イイところもあるんだけ
どねぇ。ホドホド