孤立では無くって、連携がなんにでも大切という話

ふと、思い立ってお墓参りに行って来た。東京だけど山の方にあるんだ。
暑かったなあ。30分くらい掃除をしたり、植木を整えたりマイ・ペアレンツ
とお話してたら、タオルがびっしょりになるくらい汗をかいた。頭が
くらくらとして来たけど、身体は軽くなったような気もする。サウナ気分。





植物と言うのは不思議なもので、伸びる芽を摘んでやると全体がふっくら
して、豊かに育ちます。逆にほったらかしておくと我が侭に伸びて、貧相
になってしまいます。ですから、家族から冷たくされてるお墓の植木は
みんなひょろひょろ。ぼくはお盆と正月、お彼岸にはお参りに行ってる
からお墓も幸せ。でも、亡くなってから親孝行つうのも情けない。





そういえば、トンボがたくさん飛んでたな。トンボも避暑をするって知っ
てた?都会のトンボはプールとか池に卵を産んでヤゴになり、羽化して
しばらくするとみんな山へ飛んでいきます。そこは虫も豊富で生活しや
すい。でも秋になるとまた故郷の都会に戻ってきて、そこでまた産卵する
というサイクルです。この都会と山を結ぶコリドール(回廊)が多摩川
や荒川という都会の河川です。また、街のなかに自然を増やそうとしても
孤立したエコ・スポットだけだと虫は集まって来ないそうです。それらを
結ぶ小川や緑の遊歩道等のコリドールで連結しないと生きた自然にはなら
ない。この間公園の講演を聴きに行ったとき、野外専門家が言ってた。





ぼくもネイチャー・リーダーという資格を持ってるから、時々チビッコ
たちを集めて自然観察会なんてやるんだ。「蝉の羽化を観察して抜け殻
を集めよう会」とかね。今日も極めて疲れたから、もう眠ます。ではでは