ビジョン&フィロソフィー

たまにここを覘いてくれる諸君にも、おれが何にイラつくのかは朧げに
分って頂けたと思う。何かの権威を引っ張り出して、威張り散らすのは
いやだ。そして今日の表題。いわゆる「理念」とかいうやつ。こういう
題目を唱える奴らは、なにか信用できない。他人を煽動しようとする時
の特徴だ。自分の信念なら他人に云わずとも毎日、起床時に唱えていれ
ば良い。


と、自分のブログで突然絡み始めても、これは自分の家で酔っ払う様な
もので、極めて自由である。「それは単なる偏屈であって、高みに立った
り、偉そうな物言いをする人が嫌いなだけですよ。」とゆわれても一言も
ない。正にその通りだからである。であるからして、法服を着た判事さん
は勿論大嫌いだ。普段は良い人が多いのにね。で、一月公開の周防正行
さんの映画「それでもボクはやってない」がとても楽しみだ。



たとへば:

私たちは、持続可能な発展のために、以下のとおり全てのステークホルダー
を重視した経営を行い、オープンで公正なコミュニケーションを通じて、
ステークホルダ−との健全な関係の維持・発展に努めます。

トヨタ理念の一部である。で、実際は「企業が儲けて何が悪い!」
だからな。効率第一の従業員働かせ方システムを構築し1車種開発すると
疲労困憊して数人の氏人がでると噂される。ラインではトイレにも行けな
い程の超管理。もちろんノロなどに罹っている余裕は無い。2次3次下請け
は生かさず殺さずの吸い上げシステムだが、みんなもう氏にそう。
「お客様第一主義」とか嘯くが、見栄重視で合理化で浮かしたコストは
外装とか備品にかける。



て、諸君にはおれがトヨタ嫌いに見えるのだろうが、そうではない。最初に
云った様に「理念」とかいう奴が嫌いなのだ。キヤノンでも松下でも皆同じ。
こういう研究を少ししてみると、まったく「理念」というものが無い、村上
ホリエモンがとても可愛く見えてくるから不思議だ。と、昨夜からの理念
怨みが尾を引いている粘着なわたしですた。クッソー