1月16日(月)藪入り。良いものは世に出てきません。

 寒雨のち寒曇り。7.7℃~4.9℃、88%。1700歩。だんだん気温が下がってきますたよっと。今日は掛かりつけのハシゴでお薬をゲット♪花粉症のクスリももろてきた。

 

 悪貨は良貨を駆逐する?

 同じ額面価値の貨幣において、金の含有量が多い貨幣があるとそれを使わないで、金の含有量の少ない貨幣ばっかし使うから、市場には含有量の少ない悪貨ばかりが流通するようになります。

 同じように悪事を働く人が司直の追及を受けずにのうのうと暮らしていると、競争優位となりますから、みんなが悪事を働くようになるといふ。これは悪人は善人を駆逐するというのかな?

 ズルしてビジネスで優位な位置を占めたり、ズルして選挙に勝ったり、ズルして試験に受かったりが見過ごされると、正直者がバカを見る世の中が現出し、みんながズルするようになりまふよっと。

 今の自民党政治は明らかに悪貨ですね。当選している人が上から下までズルしてますから。それに食い込む政商も悪貨です。政府に食い込んんで中抜きしている企業が多いですから。試験は潜在化してると分からないけど、ときどき露見するから悪貨かもしれません。でもみっちゅの中ではいい方かな?

 警察国家は嫌ですが、社会を正常化すべく司直はもう少しがむばってもいいかもしれまへん。かな?かな?

 

 

 

1月15日(日)小正月、下弦。操り操られの生物とは。

 終日寒曇り、夕方からパラパラ。8.8℃~12.0℃、71%。5100歩。夜半には纏まった雨か?

 

 ココロとブッシツとは:

 人間の精神活動にはイロエロなブッシツが関わっていることが分かっている。200種以上ある脳内化学ブッシツだけではなくして、アルコールとかニコチンなど外部からのブッシツやヤクブツなども精神状態に影響を与えます。これらは魂が天から降りてきたのではなくして、ブッシツたる脳で生み出された証左の一つとなるでしょう。

 寄生虫がこれらのブッシツを介して宿主の脳を操って都合よくコントロールするという例は至るところで見られます。カマキリを操るハリガネムシとか昆虫などにその例は多いですが、哺乳類や人間にもそのような例があると言われます。

 トキソプラズマという5ミクロン前後の原虫が脳内に入ってココロを操ると言われています。こりは哺乳類に寄生しますが猫の体内で有性生殖します。そのためネズミのココロを操って大胆不敵にさせ猫の前に出させて食べられるようにします。猫の糞を介してイロエロな哺乳類に拡散しますが、概ね症状は無く宿主と共存します。

 このネズミを大胆にさせるという現象は他の哺乳類でも同様に大胆にさせるようです。最近のアメリカオオカミの研究では、群れのボスは殆どトキソプラズマ感染個体だったとか。人間では約30%の感染率ですが肉食や猫飼育率などで民族ごとに差が出ます。日本人だと約10%、フランス人は85%と率が高いです。

 そして大胆になるという副作用は哺乳類共通で、人間だとリスクを取る職種に感染者が多いそーです。わざと生肉食べたり猫飼ったりしてトキソプラズマに罹ってもいいですが、免疫力が弱まるとインフルエンザ様の症状を呈するから注意の事ヨ。それにリスクを取って成功するよりか、リスクに嵌まる確率の方が大きいから、必ずしもいいことばかりではあーりまへん。交通事故も感染者の方が3倍くらい多いとか。ほんまでっか?

 簡単な抗体検査でトキソプラズマ感染が分かるから、猫を飼ってたりして興味のある方はドゾー!

1月14日(土)似非と似非とでモノホンは生まれるのか?

 概ね寒曇り、昼過ぎに少雨あり。14.2℃~7.1℃、68%~97%。昼間は10℃を超えずさぶい。久しぶりのお湿り。作夜間南風強し。

 

 戦後民主主義とは:もういい加減「王様は裸だ!」と言ってもいいかな?

 養老先生は戦中派ですから戦後の価値観大転換を経験しています。小学生の時に教科書の半分以上が黒塗りになりまひた。それまで正しいと言われていたものが全てひっくり返ったのです。それで常に世の中のそもそもに立ち返り、常に疑問を持つようになったんだすぅ。

 そいで、戦前の軍国教育も偽だったが、戦後民主主義と言うのも偽物臭いと感じてまふ。民衆が自ら必要として支配層との闘いの中で勝ち取った民主主義ではないから、どこか上滑りしていると。そー言われて、我が国の戦後民主主義を眺めると、あらゆるところに偽物臭さが感じれまふ。

 いわゆる一つの建前と実態との乖離ですね。そもそも選挙自体が偽物臭いです。人物、識見、能力ではなく、地盤(世襲?)鞄(お金?)看板(知名?)が無いと当選は覚束ないとか、接待や贈収賄や選挙違反しても当選者、有力者はお目こぼしとか。

 それで選ばれた選良からなる議論の府たる議会も形骸化しています。事前に質問票を出さないと答弁してくれないし、答弁も官僚が書いたのを棒読みするだけです。そのような空虚な議論の後で、党議拘束の陣笠たちが数の力で変な法律でも通してしまいます。

 行政忖度の司法も、行政がごり押しで実体化した政策には介入しません。これは憲法違反の施策に対してもです。すなわち憲法自体も既に形骸化しているのです。憲法違反を厳しく吟味する憲法裁判所がないのをいいことに、いくら憲法違反しても罰が当たらないんですね。

 このように見てくると、選挙も形骸化、議会も形骸化、司法も形骸化してひとり行政のみが変な閣議決定を乱発してブイブイ言わせています。一体これで立憲民主主義の三権分立などと威張れるのでしょうか?(いや威張れない。)要するに根っこのほうで、立憲民主主義を小ばかにしてるんすね。

 日本文化の源流たる鎌倉時代からずーっと続いている「長いものには巻かれろ」、「勝てば官軍」、「空気を読んで一所懸命」、「大勢に同調する」、「無理が通れば道理引っ込む」、・・・などなどの社会常識の方が、民主主義などという「上から理念」よりも勝ってるんだすぅ。

 では、どーすれば民主主義が根付くのか?ま、議会や行政の中の人が中から改革するのは無理でしょう。泥棒が自分で縄をなって自分を縛るようなものですから。このまま出鱈目民主主義が行くところまで行って腐りきり、人々が本当に民主主義が必要だと感じて考えるようになれば、少しは可能性が出てくるのかな?

 そーじゃなければ仕置き(政治?)はお上に任せて口出しせず、町人は自分たちのことだけ考えて生活を楽しむ江戸時代に帰るのかな?お上さえ倫理的で下々のことを考えてくれれば、今よりマシかもねー?・・・でも今のお上は民を見ず、アメリカさんばっかし見てるんですぅ。アッチャー!

 

 

 

1月13日(金)人類だって霊長類の一部ですぅ。

 薄雲で覆われた薄晴れ、午後から薄曇り、夕方から本格的曇り。3.1℃~14.0℃、38%。2400歩。

 

 霊長類の戦争と平和

 類人猿でいうと生殖行動が争いの元になるそーです。森の人と言われるオランウータンは大人は果実食の関係でほとんど1頭で暮らします。生殖はメスの発情期に遭遇的に行われますが、その後オスはどこかに行って一人で暮らします。ですから母と子だけで子の独立まで暮らします。生殖であまり争いはありません。

 ゴリラは強いオスがハーレムを作ってメスを独占します。子供も群れで育てます。ハーレムを作る種はオスがメスよりかなーりデカいとゆわれます。群れのボスは1頭だけですから生殖時の争いはありません。ボスは争いではなく皆に支持されないとなれません。気は優しくて力持ちがメスに支持されるそーです。

 チンパンジーはオスとメスの雑婚ですが、メスの発情期間が短いのでオスが余ってしまい生殖時には悲惨な戦いが生じます。勝った方が負けたオスやその子供を食べたりします。生殖適応期のメスとオスのアンバランスが争いを生んだと言えるでしょう。

 そしてチンパンジーの近縁種であるボノボは少し異なる生殖戦略を取っています。メスとオスの生殖時のアンバランスを解消するため、メスが偽の発情をするのです。それでオスとのアンバランスを解消して、いつでも誰とでも生殖行動が可能となります。オス同士でも偽の生殖行動で平和を保ちます。子供はみんなで育てます。生殖行動はメスが主導するので群れもメスが主導します。つまり平和と言うのはメス主導の社会から生まれます。

 人類は文化というものでイロエロな社会形態を試行しています。1対1型やハーレム型、雑婚型などたくさんあります。でも、女性が社会を主導するタイプは偶にしか訪れません。世界の主流を女性主導に変えれば、世は物凄く平和になりそーな気がする今日この頃♪もし人類が本当に賢くて平和を希求するのなら、アファーマティブアクションで社会の指導層の過半数を女性にすべきだと思いませんか?(古代ギリシャの「女の平和」にインスパイアされて。)

 果たして人類はアフォの壁を突破できるのか?ドーデスジャロ?

1月12日(木)建前と本音のサンバ♪悪の華。

 少し靄がかった晴れ。1.3℃~12.6℃、25%。4200歩。暖気で遠方かすむも乾燥と言う変な天候。週末は少し気温が上がりそう♪

 

 悪について:

 人が何を「悪」と感じるかはイロエロありまふ。自分に都合悪いことを悪と感じる利己的な人から、地球環境を棄損することを悪と感じるエコな人まで幅広いですぅ。

 文学では悪を扱ったものが多いです。政治経済などで悪を正面から取り上げるのはなかなか厳しいものがあるので、からめ手から浮かび上がらせようとの魂胆かな?ドストエフスキーニーチェなども悪を主題としたものがありまふ。

 悪いもの、禍々しいものは人間性の奥に潜んだ不気味なものです。それらを取り去ると人間性の一部が欠損してしまうようなもの。だから文学や詩を介して小出しにしなくてはなりません。

 作家が描いた悪の類型で多いのは、「悪を見て見ぬ振りをする」悪です。こういうのは潜在意識化に残って、いつまでも人を苦しめます。人は(生物は)生きているだけで、他を制約し棄損する宿命を負っています。他の生きものの苦しみを見て見ない振りして生きるのは、気が付いた人には苦しいものです。ホントは食肉の現状など知りたくはありませんよね?でも、現実はそれを突き付けてくるんです。

 次は人をコントロールする悪かな?これは見えないところでやるとより質が悪いです。パワハラ、セクハラ、イジメなど個人的な悪もありますが、社会的に人々をコントロールする悪の方がたちが悪いと言へるです。がっ、悪をすべて隠してしまえばいいのかというとそーではない。抑圧はいつか爆発するからです。

 文学や詩の役割はそれらを露わにすることです。人が持っている潜在的かつ根源的な悪を表現して表に出すと、その毒は弱まります。いわばウィズ・悪ですね。ウィズアウト・悪だと漂白された社会が現出し、いつか必ず爆発します。ポリ・コレで表面だけ繕っても悪は潜在化してその強さを増強してしまいます。言葉狩り差別用語を禁止しては、差別の現実をも描写できなくなります。すなわち正しすぎるのも悪だっちゅうことになるのかな?

 正しさの原理主義と、それを対する適当でいいじゃね?という曖昧さで中和する。このような抗原ー抗体反応を上手く使えるのが成熟した社会ではあるまいか。ジャンジャン

 

 

1月11日(水)水泉動。鏡開き。毒饅頭は旨いのか?

 朝の内少し雲残るも、後快晴!1.5℃~10.7℃、31%。2200歩。都心で20日間雨が降らなかったとは!ああ東京砂漠♪ 今日は鏡開きだから小豆を煮て鏡餅を食べたですぅ♪

 

 涎たらたら:

 お腹が空いていれば、例え毒饅頭だと思てても食べたくなるですよ。餓えてしむよりマシだから。つーことで日本における原発を考えてみたいだすぅ。

 原発は事故さえ起きなければ(毒が無ければ)、結構利点が多い(美味い)んですぅ。化石燃料みたいに温暖化ガスを出さないし、自然エネルギーみたいに発電のバラツキがあーりまへん。

 例えば太陽光発電原発一基と比較すると、山手線の内側の面積の2倍の敷地を要すると言ふ。ソーラーパネルは製造工程でCO2をたくさん発生するし、廃棄の時も公害を発生しまふ。それに天気の悪い日や夜間は発電でけまへん。日本だと砂漠が無いから森林を広範に潰さねばなりません。風力やバイオマスにもそれぞれ欠点がたくさんありますし、水力はほぼ飽和状態です。

 化石燃料発電効率もいいし運転の柔軟性もあります。がっ、燃焼に伴って当然CO2を出したり、イロエロなガスを環境中に放出しまふ。何よりそのほとんどを海外に頼り切ってまふ。

 つー風に考えると、原発は夢のエネルギーのようにも見えますが、放射性廃棄物の問題と地震大国日本に適するのかっつう課題には、未だに答えがあーりまへん。それに日本政府や原発関係者の隠蔽体質と正常性バイアスが拍車をかけて、一端事故が起きたら国全体を揺るがす事態になるんすね。

 どーしても毒饅頭を食べたいのなら、これら猛毒の毒消し対策を考えてからにして頂きたいっ!とか言ってても八方ふさがりですから、次は次善の対策を考えたいと思いまふ。どもども。

 

1月10日(火)十日えびす。漂白された社会の特徴とは。

 白っぽい快晴!5.0℃~9.9℃、25%。2900歩。乾燥、気温は10℃に届かず。北西風強く体感温度は極めて低し。正月飾りを外して、近所の神社でお焚き上げしてもろた。

 

 禁止とは:

 こりは厳しく自由を阻害するものだす。現代社会ではイロエロなことが禁止の憂き目に遭いました。権力者は禁止によって権力を自覚することがでけまふ。古くは「生類憐みの令」でお犬様を粗末に扱うことが禁止されますた。近代に入ると米国の「禁酒法」なんかが有名ですね。

 物事の悪い面ばっかし見つめると、つい禁止したくなりまふ。アルコール飲んで脳がマヒすると乱暴になるから禁止しようよ!とかタバコの煙は吸ってる人以外にも害だから屋外でも禁止しようよ!とか際限があーりまへん。アルコールは精神を脱抑制させて気分が良くなり話が弾むとかいう人間関係に良い面は阻却されまふ。タバコだって個人の気分をスッキリさせる効果くらいはあるでしょう。

 禁止というのはどんどエスカレートするんですね。そして禁止する方は人をコントロールする快感に酔いしれます。頼まれもしないのにマスク警察とか自粛警察などが出てきて、「ピッピー!禁止だ、禁止だ!おらだちの正義が見えんのかー!」と叫びまくりました。こりはまさに統制国家のふいんきだすぅ。ザンネン

 イスラム圏では「女性の裸頭は禁止じゃ、禁止じゃ!」とスカーフしない女性を捕まえて頃してしまい揉めてまふ。独裁国家は「国の批判は禁止じゃ、禁止じゃ!国家反逆罪じゃー!」とか叫んで、ジャーナリストが姿を消したりしまふ。細かい所作でも、あらゆるマナーが厳しくなり自由な振る舞いが禁止されてまふ。

 本当に禁止すべきは盗んだり乱暴を働いたり頃したりする、他者の権利を根底から侵害する行為だけであって、なんでもかんでも禁止していると、そのような真の侵害が埋もれてしまうんすよ。極めて素敵に注意が肝要ですぅ。かな?