もくもく曇り時々晴れ間。26.2℃~31.4℃、67%。9400歩。熱帯夜&真夏日。大型颱風10号は九州方面に上陸するようだ。その後本州を縦断する予想。トホホ
主観と客観とは:
自分がどう感じどう思うかってのが主観かな?すかす、まずその大本たる感覚の起源は遺伝子により司られてるタンパク質となりまふ。感覚は視聴覚、味覚、嗅覚の元となる感覚細胞の膜タンパク質に依拠しまふ。
それがすべてのヒトにたいして同一かというと、そーではない。スニップ(一塩基多型という遺伝子の1ビット変異)なんつう変異により個人ごとに微妙に異なるんすね。メジャーと異なるだけで、視覚では色盲、味覚では味盲となりまふ。
特に味に関しては嗅覚も関係するので、その科学的特定は極めてむずかすいとゆわれまふ。例えば、酒の美味しさを測ることはできるんか?つう疑問が湧きまふ。ある個人に限定すれば出来ないことは無い。だが共通して美味い/不味いを特定することはでっきまへん。なぜなら個々人により味覚受容体、嗅覚受容体が異なるからです。
だからピーマンが大好きな子供や大嫌いな子供がいるわけです。こりはニンジンやトマトに関しても同様です。子供は我がままで好き嫌いしてるわけではナインすね。(そこんとこヨロピコ)
ある人工甘味料を資料として実験した結果、塩味、酸味、甘味、苦味、無味の5つに関して、被験者に大きな違いがでたそーです。こりは人種間(アフリカ系、東洋系、コーカサス系など)の偏りも大きかったとか。(つうことは海外への飲食店の出店に関しても注意を要するのかな?)
でも、こういう主観的感覚の科学的分析にも関わらず、知覚つうのは高度な脳活動が関わりますから、生物学的には苦くて嫌な味でも大人になって嗜癖すると、苦味が元で却って大好きになる!つう現象もありまふから、一筋縄では行きまへん。(典型がビールのホップです。)タバコなんかでもある味に嗜癖するっつう現象が生じまふ。
つうことで「飲食物の美味しさを測ることは出来るのか?」つう疑問は、増々迷宮に入って行くのですたあああ!ザンネン