薄く雲に覆われた白っぽい快晴!12.7℃~24.8℃、31%。4100歩。もうちょいで夏日♪半袖の人も見掛けた。
すぐ図に乗るおっちょこちょいな人類とは:
人類は大きな発見をした時は全能感に包まれて必ず大きなことを言いまふ。てこの原理がアルキメデスにより発見された時は「我に長い梃と支点を与えよ。されば地球をも動かさん!」なんてぶっ飛んでたしね。こりは全く机上の空論で、丈夫なながーい梃や星をも動かす支点なんてある筈無いですよね?
つぎはニュートン力学が全盛の頃「我に初期値を与えよ。さすれば世界の全てを予測できる。」つうラプラスの魔を考えました。これも机上の空論ですが、因果的決定論の最たるものですね。今ならこの悪魔を、超巨大で超高速なコンピュータといってもええのかな?
最近はAIの能力が上がってきて、いつか人類を超すだろうと舞い上がってまふ。すると心もシミュレーションでけるんだい!そしてAIの中に心を移植でけるんだい!つう輩まで現れ始めました。こりもそのうち神の怒りにふれイカロスの憂き目を見るでしょう。
つうように人類はでっかい発見をするたびに舞い上がってしまい、なんでもできるんだと思い込んでしまう生き物なんすね。なんか可愛いけど少し見っともないですよね?特にいつも脳内で自然を操作している学者が、こうした妄想におちいるようだすぅ。
相対性理論でタイムマシンがでける、なんつうSFもありまふねィ。量子力学的妄想はなんだろ?人類のことだからきっとなんかある筈だっ!
「全ての数学の命題は可解である。」つうヒルベルトの夢はゲーデルの不完全性定理で破られたし、自然数を論理だけで記述しようとのフレーゲの試みはラッセルの逆理によって破綻した。数学は情緒か、形式か?は今のところ前者が優勢かな?仮に公理化、形式化がでけたらば、自動証明なんつう神をも恐れぬ所業に繋がるから無理だしょ?
おつむのイイ人はおつむに囚われやすいから、時折身体性や現実性に立ち戻る必要があるでしょう。ジャンジャン