12月23日(土)乃東生。運がいいとか悪いとか。

 少しくすんだ快晴!夕方薄い雲出る。0.1℃~10.6℃、25%。2500歩。乾燥注意報。早朝さぶいと思てたら、もうちょいで冬日

 

 運とは:

 そもそもいいとか悪いとかいう前に、「運というものは存在するのか?」という問題があります。いわゆる「ついてる」とか「もってる」というのかな?この世界が決定論だと信じている人には運なんてないですよね?すべてが神の御心で決まってるんですから。

 この世はすべて偶然で転がっていると考える偶然論の人も運は信じません。なにしろすべてが偶然性で決まるんですから。では誰が「運」を信じるのか?そりは偶有性といって、この世界は必然と偶然の織り成す糸のようなものだと信じている人々です。ま、日本人にはこのタイプの人が一番多そうですね。

 わだすはわざと「信じる」という言葉を使いましたが、そうなんです。どれを選んでもそれはその人がそう信じているからなんです。どれを信じてもエビデンスなんてありません。だからどれを信じてもいいんです。

 そーなると「偶有性」信者がいっちばーん楽しそうですよね?「運も実力の内」とか「行動に運は付いてくる」とか「運は努力する者に降りる」とか。本来自分ではどうしようもない「運」を自分の行動で身近に引き寄せる考え方も偶有性ですね。

 最後はおみくじや占いに頼りやすいのも偶有性信者です。でも「年末ジャンボ宝くじ」の大行列に並んでいる人々を見ると、「人間には夢が必要なんだなあ」と実感します。還元率は50%もないのに、一瞬の夢に賭ける羊たち。こう見ると、人間とは吹けば飛ぶような葦かも知れませんねぇ。なんか少しジンときます。ハレハレ