11月15日(日)七五三、旧後の更衣。オッカムのカミソリとは。

 少し白っぽい快晴!7.5℃~18.6℃、52%。夕方から南風やや強し。

 街角では七五三の親子をちらほら散見する。5歳の頃、千歳飴を舐めた記憶がうっすらと立ち上がる。家族がみんな元気だった頃のあまーい記憶なり。

 

 必然と偶然の狭間にて:

 遠い古代ギリシャの昔から、例えばパルメニデスの必然論とヘラクレイトスの偶然論など、必然と偶然の対立は、繰り返し繰り返し問い続けられてきました。中世に入ると神による必然論がスピノザまで引き継がれ、ヘラクレイトスアリストテレスの偶然論は九鬼周造により再考されている。神はサイコロを振るのか?はたまた振らないのか?アインシュタインの悩みもここにあります。

 神(あるいは自然の摂理)が全てを決定しているのか?あるいは全てはサイズの目のままに転がって行くのか?ま、どちらの立場に立ってもそれなりの世界解釈はでけるから、ここまで問い続けられていると思いますが、どちらかに偏ってしまえばそれなりに割り切って生きやすいです。すべては神の御心ままに決まっていると観ずるか、あるいは正反対にあらゆるものごとは全てサイコロの目のように偶々起きるんであーると観ずるか。どちらもスッキリと割り切れます。いっちばーんむずかすいのは、決定論と偶然論の狭間で、ぐだぐだぐだぐだと呻吟する偶有性の世界なんすね。でも、こりが人生というものなんだあああ!どもどもどもども。