曇りときどき微雨。19.3℃~23.7℃、79%。気温は低いが蒸し蒸し。関東も今日から梅雨入りだとか。関西に比べて1カ月ほど遅れましただ。
時空のスケーリングとは:
時間や空間のスケールというのは、脳内では無限です。どこまでも小さくなれるし、またどこまでも大きくなれます。でも実際は限度があって最小単位とか最大の極限ってのがあります。大きい方は、例えば閉じた構造になっていて空間ならある方向に無限に進むと、反対側から戻ってくるとか。時間はどーなんでしょうね。ビッグバン以前は時間が無かったとか。
空間で言えば、我々が今住んでいる人間サイズのスケールと素粒子のサイズ、宇宙のサイズでは起きている現象が全く違うように見えます。極微世界は量子の世界で統計的な波動関数に支配される不確定な世界がある一方、宇宙スケールでは天体の運行は全て力学に沿った決定論的に見えます。中間の人間スケールでは生命がウゴウゴと蠢いている必然と偶然が織りなす偶有性の世界です。
時間で言えば、決定して固まった過去と、すべてがこれからの偶然で決まる可能世界としての未来に挟まれた現在は必然と偶然が織りなす偶有性の世界です。
不思議だけど人間スケールでは、どちらも偶有性なんですね。決まっているようでもあり決まっていないようでもある中間的世界!何故なんだぁ?これは今ここにいる認識者たる人間の認識構造から来ているに違いない。微視的な、あるいは巨視的な別の認識構造があれば、この世界は全く違って見えるのかも知れませんねぇ。ハレハレ