8月11日(金)山の日。

 もくもく曇り時々ぷかぷか夏晴れ。26.2℃~35.0℃、50%。3800歩。熱帯夜&猛暑日が復活す。北東風やや強し。

 

 山の日とは:

 八が山の形で11が木が林立しているさまを表す、というこじ付けもありまふが、お盆休みに近くて御巣鷹山事故の12日を避けたのが実情かと。

 7月の第3月曜日の海の日に対抗して2016年に定められた、比較的新しい休日です。その趣旨は「山に親しみ、山に感謝する」ということです。山の何に感謝するんだろ?と思う方もいらっしゃるとは思いますが、実際のところ山は物凄く役に立ってるんすね。

 まず登山やハイキングなどのレジャーを思いつく人が多いかと思いまするが、地球環境的には日本の森林率80%に貢献してCO2を吸収してくれます。高度分布による生態系の多彩さにもその特徴であります。昔は木材の供給地であり、キノコや山菜などが豊富でした。江戸時代までは炭や薪などエネルギーの供給源でもありまひた。

 中でも一番大きな恵は水源ですね。こりは稲作農業の要です。山は上昇気流を起こして雨や雪を降らせますが、山の水はそこの森で保水され、定常的に新鮮な水を平野に供給してくれまふ。稲作が塩害に陥らないのは、常に循環している水のおかげです。まだまだ山の恵はありそうですが、ともかく日本民族は山の恵が無かったら生きてこれなかったかも。こりはもう感謝してもしきれまへんね。

 そうそう山のミネラルや養分が海に流れてプランクトンを育み、沿岸漁業を活発にさせたというのもあったかな?そして海の幸はサケやウナギなどの遡上でまた山に戻されるという海山の循環もあるから、海の日と山の日は対で感謝の対象になりまふよ。ホムホム