3月26日(日)桜始開。大相撲千秋楽。

 終日冷雨、時に弱く時に強し。10.4℃~12.2℃、98%。今日も気温は11℃前後と低め安定。桜花にそぼ降る冷雨かな。昔はサクラの開花はこの時期だったんでしょうね。今年は12日も早まってまふ。

 

 雨に降りこめられ大相撲を観戦す:

 今場所は横綱大関が二人とも負傷休場で不在だが、関脇、小結、前頭上位が活躍して何とかもってますが、十両の朝乃山や逸ノ城の相撲録画再生がトップになるなど、幕内人気はいまひとつでした。10日目まで全勝で優勝候補筆頭だった平幕碧富士が上位に当たって全敗するなど、力の差を感じます。結局最後は関脇霧馬山と小結大栄翔の優勝決定戦で、霧馬山の優勝が決まり、大関候補筆頭に上り詰めました。オメデタウ、オメデタウ♪

 大関手前での潰し合いと、若手有望株の昇進で、関脇、小結が混みあった状況は構造的なものだと考えられまふ。1年6場所制で相撲レスラーがガチンコ勝負をすると怪我の欠場が多くなり、しかも2か月くらいでは怪我も完治しません。しかも6場所の間には巡業も挟まるので、それこそ1年中相撲を取ってるわけです。今後ともガチンコを続けるなら、年4場所に戻して力士の怪我や休場を少なくしないと、相撲人気も衰えてしまうでしょう。

 大相撲の人気は、力士を元気に活躍させることから生じるのであって、利益の為に場所数を増やし力士をすり潰してはサステーナブルではあーりまへん。相撲協会も、ここは一つ長期的に考えての大英断がほすいところだすぅ。

 

 で、昔の場所数を調べて見たら、昭和元年までは年2場所だったですよ。その後昭和8年に一度だけ4場所になった後、1場所や2場所、3場所などの変則を繰り返し、昭和28年に4場所に戻りました。昭和32年の5場所を経て昭和33年から年6場所制になったですよ。でもガチンコで怪我するのは少なくて、握ったり握られたりで仲良く相撲業に勤しんでました。海外からの力士が増えて次第にガチンコが増えてきたように思います。プロレスと違って高い土俵から下に落ちたりすると怪我も多いんですね。んで、それなりに迫力が出てきたんですが、やはし場所数を少なくして力士の負担を軽減しないと、長くは続かないと愚考するしだいです。料金を1.5倍にしても結構満員になると思いますけどね。どーじゃろかい?