3月3日(金)桃の節句。科学は常識を塗り替える為にある?

 曇り後晴れ、夜に入ってまた曇り。3.6℃~13.4℃、30%。2100歩。少し気温下がる。

 

 今日は桃の節句です:

 桃の花が咲く頃の奇数のぞろ目(1月1日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)の五節句のうちの一つです。陽数である奇数が並ぶと縁起が良いとされまふ。11月11日は良すぎても悪いの例えありで節句にはなりまへんですた。桃の節句は桃の花を飾って、雛あられ、菱餅、白酒、ハマグリ、ちらし寿司を食し健康長寿を願いまふ。女の子の居る家ではひな人形を飾ったりしまふよ♪

 

 常識と研究の乖離とは:

 おもすろい研究がニュースになってますた。曰く「放流しても魚は増えない。」ですとおおおおお! https://www.hokudai.ac.jp/news/2023/02/post-1173.html

 北大と北カロライナ大、国立極地研究所などの研究員4人による論文です。

 生態系の環境収容力(餌や住環境、産卵環境、遡上環境など)を超える放流をすると、逆に生息数が減少してしまうという驚くべき結果がシミュレーションによる理論研究、実地での実証研究により明らかになったとか。今までの多く放流すればそれだけ多くのお魚が還ってくるという常識が覆された感じですね。

 こりは例えて言へば、ある面積にたくさん種を蒔いても収量は上がらないのと同じ原理かな?作物も適当に間引きしたほうが収量は上がります。農業も漁業も同じ自然相手だと考えれば納得できまふ。

 生態系はバランスが大切であり、バランスを崩すような大量放流よりもより豊かな生息環境の回復や魚道の設置など、環境収容力の向上を行うべきだと提言しておりまふ。目先の利益よりも長期的な対策というのは、何に対しても必要な視点だと考えまふ。

 最近はすべての面で、超短期的視野になってマスカラねィ。ズッシーン!