手段を絶対視する愚。

 今日も良く晴れた白っぽい快晴!0.2℃~10.4℃、28%。乾燥注意報。夕焼けのグラデーションと細い三日月がとても綺麗です♪今日は2がとても多い日ですね(去年には敵いませんが)。

 

 手段に凌駕される生き甲斐とは:

 元々はよく生きる為の手段だったものが、いつの間にかよく生きることを阻害するのはよく見られる光景です。

 一番大きなのは国家かな?国民の安全と生命を保護するはずのものが、逆にロシアのように国民を手段として使い戦争に駆り出したりします。科学技術も生活をよくするための手段ですが、時には公害を出したり、自然を破壊したり、人間を殺すための極悪兵器を作ったりしまふよ。

 経済も元々は経世済民(世をおさめ民を救う)という手段でしたが、最近では経済を良くするために役に立たない民はいらないなどと言ふ経済学者まで出てきますたよっと。

 これらはすべて生きる為には死んでもイイ!というくらいに矛盾したことなんすが、こりは元々は手段だったことを忘れて、それらを絶対視し目的化してしまうからなんすね。時には国家、科学技術、経済などが何のためにできたかに遡って考えることも必要でしょう。

 また、手段は必ず暴走するということを肝に銘じて、フールプルーフ(バカよけ)をあらかじめ組み込んでおくことも必要でしょう。

 

 追記:そうそう環境を保護しようっていうメガソーラーで山野を潰して環境破壊ってのも手段が目的を破壊する好例(いや悪例)ですね?