1月19日(木)懐さぶし、信頼は人間世界の基本なり。かな?

 概ね寒曇り、午前中は少し陽射し。2.7℃~9.1℃、43%。3200歩。大寒に向けてさぶさつのる。来週はもっとさむうなるど。

 

 お足とは:お金のことなり。

 お足の流れの反対方向にブツやサービスが流れるのですから、お足を秘蔵してたら経済は回りません。折角足がある「お足」なのに使わなければ無いもおんなじ。

 つう原理原則から考えて、なぜお足があるのに使わないのか?それは不安があるからですね。お足がなければ何の保証もないとすれば、みんながお足を貯め込むは必定!企業も個人もお足を退蔵しまふ。そして日銀がいくら異次元の金融緩和をしても、お足は経済社会に回りまへん。

 家計の持つ金融資産は2000兆円に上りますが、この大半は死蔵されちょりもす。先行き不安だと老後の2000マソ円くらいは必要そーだからです。国が老後を保証して、下々に老後の不安を持たせなければ、「宵越しのお足はもたねえ!」ってな気風の良さを発揮できるにね。自己責任で何の保証もなければ、頼るのはお金ばかし也!ってな理屈でお足が回らないのは理解できまふ。

 経済はセンティメントで回ると♪不安なら溜め込む、イケイケなら投資すると。社会も同様に不安なら委縮し、セーフティネットがあれば拡大する。こりは如何なる社会と言えども当てはまる原理原則だすぅ。異次元の金融緩和をしたかったのなら、人々のココロを不安から解放するのが先決だったんじゃありまへんかい?そーすれば2000兆円の何割かは市場に回った筈!日銀が刷るお札よりか強力だった気がしませんか?

 うーん。でも信用ってのはそー簡単に増減しませんから、普段からの行いが持続的でないと効果が薄いのかな?「信なくして立たず」から、「騙して立つ!」が続くと、民心は混乱しますからねィ。ドモドモドンモ