1月5日(木)初水天宮。孤独は病なのか?

 今日も快晴!2.7℃~10.6℃、22%。2200歩。北西風やや強し。依然として空気乾燥中。正月でだいぶかだらがなまって来たので、明日は七福神巡りでもしようかな♪

 

 群衆の中の孤独とは:

 孤独とは孤立して独り存在することなり。生物として見ると、コロニー型生物たるホモサピエンスが孤立すると生きて行くのはむずかすい。これは人類200万年の習性です。すかすここ1万年で文化発達させて文明社会を営む文化的人間として見れば、もう少し生き方に多様性があっても良さそうなものです。

 ま、生物としての本性と情報化された現代人としての二重性を持つのは止むを得ないところだすぅ。すかす、生物本性による制約で孤独がながーく続くとストレスが溜まって寿命を縮めるらすいのだ。一説によれば1日タバコ15本ほどの害があるようだ。

 これにはフリードリッヒ2世の赤ちゃん実験も有名です。言葉が自然に話せるようになるか確かめるため50人の赤ちゃんに話しかけずに育てたら、3歳になる前にみんな孤独死したそうです。(勿論栄養や衛生は完璧なのにです。)

 つーことで英国では5年ほど前に孤独担当相をおいて孤独対策を始めましたが、3年で止めたらすいです。んで2年前に日本でも孤独担当相を置いて、現在イロエロと策を練っているとか。ま、孤独を自己責任ではなくして、社会問題だと捉えたところは偉いと思います。が、問題を捉えそこなうと大変なことになりまふよっと。

 孤独問題はタイトな結びつきよりも、ゆるーい結びつきが大切だとゆわれます。家族や友人のようにタイトだと却って問題が起きやすいといわれます。ゆるーい関係を浅く広く持つ方が、かえってロバスト(頑強?)なんだと。それに友人が多くても孤独を感じる人や友人が少なくても孤独を感じない人もいて、これは一つの性格特性と捉えることもできます。

 後者を感情資本(文化資本の一種である身体資本の一種です)が多い人といいます。日本ではこうした感情資本の格差が広がりつつあるという。他人との関係を「勝ち組負け組」とかいう優劣や競争の視点でとらえると、感情資本は貧困になっていきます。いくら友人や知り合いが多くても、比較や評価を基準としていると感情資本が育たないのです。

 他者の評価に依存せず、自律自尊、自由自足、悠々自適して楽しめる人が他人にも暖かい目を向けることができ、それがフィードバックされて自分の感情資本も増えて行くという説を聴いた。当該説に対し、極めて深い共感と賛同の意を示す者なり。ジャンジャン