10月14日(水)放談会を梯子する

 秋晴れ。15℃〜23℃、40%。朝晩はかなり涼しくなりまひた。ビオトープに虫の音を聴きに行く。






 クレメンティア:

 今日は町田方面に進出す。おでん鍋をつつきながら酒を飲んで歓談する会。大半は右めの人で、安倍さんの経済政策に賛成している。すかす今日の亭主は、「クレメンティア」というお題を出しおった。ビーテレで「ローマは何故千年も続いたのか?」ってえのを見て感銘を受けたらすいのだ。ローマと言えばわたしの特異範疇、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を全巻精読している蘊蓄を披露したところ、大いに受けました。その要諦は「寛容」というところ。ファンダメンタリズム原理主義)は自分の信奉する宗教あるいは原理原則(プリンシプル)だけが正しく、それ以外は全て排除するから、先鋭化してやせ細ります。すかす「寛容」を旨として、異教も異文化もすべて取り込めば、同化作用で拡大の一路を辿れるんですぅ。乃ち、多様性の受容です。こりは生物学的に見ても、しぶとく長続きする順応で、一時の過剰適応は絶滅をもたらします。

 それでは何でローマ帝国が滅んだのか?それは格差社会とゲルマン諸族の侵入、はたまた傭兵部隊の反逆などですねィ。帝国は分裂し、民族自決小国家が並立し現在に至ると。最近の難民問題は民族の大移動と言えないことはない。果たしてEUはいつまでもつんでしょうかっ?



 その後、下町に転進し左めの人々との悪口会に参入す。こっちは現政権の罵倒(バカ、アフォ、マヌケ)の放言し放題で、ガス抜きする会。なんか現政権の高官がみんなアホに見えてきて、日本の将来が不安ですぅ。精神衛生上良くないな。タハハ