12月5日(月)備忘:美とは主観的なものです。

 概ね曇り夕方から寒雨。10.3℃~5.2℃、57%~98%。気温は単調減少し、昼間は10℃を超えずおおさむ。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は5388人で前週に比べて7%の減少、7日間移動平均は11688人(前週比+11%)となります。重症者は79人、死亡19人でした。

 

 美の感受性とは:

 美というのは何処にでもあると言う。多分受けての感性に依存するところが大きいのでしょう。木々の枝ぶりや落ち葉、壁をはうツタの模様、夕焼け、オーロラなど自然界には「美の素」がたくさんあります。でも生活に追われて気持ちに余裕がないとそれに気付きません。

 泥や汚水などその素性が美しからぬものでも、目を凝らせば美しく見えるかもしれません。美は受け手にあり!を実証するものに、大変なストレスに晒された後、そのストレスが除かれると、世界が極めて美しく見えるという事実がありまふ。死の縁から生還した時など、世界はかくも美しかったのか!と実感できるそーです。

 こりは笑いの起源とも共通するところがありそーです。危機や緊張が去って、一瞬ホッとしたところに笑いの起源があるのだという説もありまふ。「なーんだ、大したことはなかったね♪」と皆で顔を見合わせて大笑いしたりしまふ。

 とは言え、受け手の感受性を大きく揺さぶるような作品もありますから、作り手の意図が伝わればそれが美を発することもあるでしょう。この時気を付けるべきは、大家とか大御所とか名画とかのオーラ刷り込みですね。これも意外とバカに出来ない効果です。「100億円もするんか!すごいでしゅ!」とか価格が偽の美を生んだりもします。人間心理の狭間を揺蕩う「美の概念」は極めて多様で、極めて奥が深いんですぅ。どもども。