11月25日(金)もう建前は止めて、部屋の中の象を議論しませんか?

 少し白っぽい快晴!10.5℃~17.8℃、41%。2500歩。今秋の雨は長続きしません。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は12938人で、前週より56%の増加、重症者は50人、死亡9人ですたぁ。

 

 制度疲労とは:

 制定当初は社会環境にマッチしたとても良い制度でも、年月の経過で社会システムが変わってくると、ギシギシと音を上げてアンマッチが迫ってきまふよっと。

 まず現れるシンプトンは建前の横行です。こりは現実と建前のズレが明らかなのに、それを見ない振りして、敢えて建前を強調するようになることです。

 例えば、選挙制度も大分疲労してきました。お金で票が買われないようにイロエロな法律上の仕組みが施されて来ましたが、その穴をついて違反が横行してきます。法務大臣でさえ陰で選挙違反をするようになりまふ。でも検察が政権に忖度して検挙・起訴しなければ罪になりません。

 立法府@議会も議論が形骸化してきて、実質的な討論など全くあーりまへん。事前に出した質問票の答えを官僚が書いて、それを大臣が読むだけなんすね。アドリブで質問しても答えてくれません。これではまるで読書会ではなかろーか?

 それで実質の希薄さを覆い隠すために、益々建前ばっかし強調するようになり、国権の最高機関である国民の代表たる議員が多数決で採択したのだから絶対に正しいんであーる!などとわめきます。コンテンツよりも手続きさえ真面(まとも)ならそりは絶対に正しいんであーると強調しまふ。

 行政府もへなちょこ閣議決定を連発し、国語辞典の解釈から公人私人の定義まで幅広く解釈問題に介入して世の中を混乱させてまふ。

 この際「選挙で付託されたんだから」とか「議論を経て多数決で採決されたんだから」とかの建前に屈せず、実質で議論しないとおえんぞなもし。そーだそーだ左右田一平