5月15日(金)竹笋生 (たけのこしょうず)。社会は続くよ何処までも。

 ウロコ雲の晴れ、のち薄曇り。15℃~27℃、41%。南風やや強し。7450歩。

 眠い。冬物7点を保管付きクリーニングに出す。戻ってくるのは11月上旬となる。ホントはあまり着ないものはどんどん整理して方がええんですが、根が貧乏症でなかなか捨てられません。本も半分くらいはブックオフに出したけど、まだまだ多くて第2次廃棄を計画中。「人間本来無一物!」なんて標語は頭に浮かぶんですが、心が着いていきまへん。タハハ

 

 多数決絶対主義とは:近頃流行りたること。

 民主主義の大原則として、「最大多数の最大幸福」なんつうベンサム功利主義があります。元々は民主主義と直接関係ないのですが、手続き上シンプルで説得力があるから多数決が採用されているに過ぎません。多数決は数の横暴に陥りやすいから、質にも注意を払うべきだとか、快を最大にするよりか苦を最小にする方が全体として幸せになるという功利論もあります。特に多数だけが正義であるとした絶対主義は、マイノリティの圧迫や、弱者の切り捨てに陥りやすく、格差社会多民族国家の不安定化の原因にもなります。

 特に代議制民主主義では、選挙の方法によりイロエロな多数が考えられ、選挙手段が変われば民意の在り方も変わってくるのだから、たまたまその時の選挙方法で選ばれた多数が絶対とは言えません。政治の目的が強者を増々強くするのではなくして、最も弱い者を救い上げることなら、多数決に頼っていてはこれを実現出来ません。でわ、どーやって決めるのか?・・・それには絶対的な方法はあーりまへん。

 ぐだぐだと考え続け、ぐだぐだと議論を重ねるのが民主主義だと考えて、常に迷う中から選び取るしかないのでしょう。そして文化芸術や教育により、人々の知性と品性の成熟を待つしかありません。短期的な視野ではなく、後代の批判に耐えられる選択を意識するのも大切でしょう。昔の為政者はみんな歴史の視点を持っていました。いやいや全ての民が後代からの語りかけの中で仕事をしていたように思います。頑固でコミュ力もない職人がどのような仕事を心がけていたのか?そりは後代の職人が見ても恥ずかしくない物を作ろうと自らを律したようなことです。政治家も斯く有りたし。

 

 雑感:日暮の記。

 なんかイベントが少なくなったら、反比例して時間の進みがものすごく速くなった。もう来月は夏至でっせぇ。そしたらすぐに冬至が来ると。コロナのお陰で人生が早く過ぎてしまいますぅ。ザンネン