10月15日(土)いやな風潮とは。

 曇り時々晴れ。17.5℃~24.7℃、62%。10300歩。だんだん天気が悪くなる。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は3239人で前週より24%の増加、重症者は26人、死亡4人でした。

 

 公正性(フェアネス)とは:

 こりは現代社会を維持していく上で最も大切な価値観と言えるでしょう。特に格差が広がりつつあるグローバル経済を持続可能にするためには必須です。新自由主義以降、コミュニティがないがしろにされ、自己責任の個人主義がはびこる世界で、もう一度社会を再構築するにはフェアネスが最も大切な格率となるでしょう。

 元々自由放任させて国家の規制を緩和し、経済を活発化させようという新自由主義は、それなりに合理的でした。しかし「光強ければ影深し」の諺通り、イロエロな欠点が浮かび上がってきたのが21世紀の課題です。資源は使い放題、自国最優先の施策は環境汚染や森林破壊、飢餓や貧困問題、紛争や感染症などなど一国では解決できない課題を生み出しました。

 これらはまさに国境を超えたグローバルな問題です。我利我利亡者が社会の迷惑なのと同じように、自国優先主義は国際社会の害悪です。ここは一つグローバルなフェアネスを追求して宇宙船地球号を全乗組員で解決して行こうではありませんか!もともと自由市場主義は見えざる神の手などといって、お互いに自由に叩きあっている内に、最適な状態に落ち着くと言う、まことに無責任な主張です。それでも誰かが恣意的に市場を操作するよりいいだろ?という次善の策なんすね。

 ですから公正性を担保する何らかの規制や仕組みが働かないと、リーマンショックみたいなのが起きるんですぅ。すなわち、うまく立ち回って儲けた奴の勝ちではなくって、善き時も悪き時も、お互いに支え合いながらながら作る社会が真の公正というものではなかろーか?進化論を曲解して優勝劣敗の優生論じみた似非自由主義を新自由主義とは言えないでしょう。ジャンジャン