2月24日(木)下弦。霞始靆。勝てると思うから戦争を始めるという説とは。

 快晴ときどき雲出る。1.9℃~10.1℃、19%。7400歩。西寄りの風強し。春霞がたなびく頃。でも乾燥が激しい。

 今日のコヴィッド状況:都の新規感染者数は10169人で前週から43%減少。重症者は81人、死亡14人。しかし相変わらず陽性率が高いから隠れた無症状感染者は全て取りこぼし。

 

 戦争と平和

 人が創った言語の中で最も欺瞞的なものは安全保障関係の文言です。「平和の為に戦争する」とか「防衛の為に攻撃する」とか、いったいことばが何のために空気を震わしているのか意味不明です。そういえば全世界には「防衛省」というのはあるが「攻撃省」はありませんよね。でも戦争は攻撃(イロエロな形態あり)により始まると。そして攻撃する側は必ず「我々は攻撃されている」と自国民を煽ります。

 昔は国家間で「宣戦布告」なんていう作法がありましたが、今はそんなものは殆どあーりません。だから侵略の形態はたくさんあって、オーソドックスなのは「我が国は攻撃されている」という昔ながらのものですが、「自国民を保護する」とか「自国の権益が侵されている」とか主張し合って、いつの間にか泥沼に入ります。

 今回は「偽旗作戦(攻撃の口実を作るためにわざと相手から攻撃されたように見せかける)」で始まるのではなかろーか?と予想されていましたが、実際は相手国領土内の地域を勝手に独立承認して、そこの治安を強化するといって平和維持軍と言う進駐軍を進出させます。そして各地で紛争を起こしながら、相手を武装解除して征服すると。

 歴史を鑑みると、こういう横車が一端成功するとそれは図に乗って加速されるということです。今頃あんな貧乏ロシアなどを侵略する発想はどこにもないのに、安全が脅かされているとしてNATOとの間に緩衝地帯を設けるとしています。周辺にはロシア語を話す地域はソビエト時代にたくさんできたから、この動きがどんどん拡大して行くかもね。ついでに言うと北方4島は一つも戻ってこないでしょう。なにしろ力に寄らなければ領土変更なんて絶対しませんからね。タハハハ

 このように安全保障分野での言葉は最初から破壊されています。とすれば、徒に言い合いして正当性を主張しても砂を噛むようなもの。一切の条件なしで戦争自体を人類の絶対悪として撲滅する定言命法が必要でしょう。そう、それ(戦争)は人類にとって、もはや炭疽菌と同じなのです。キッパリ