10月28日(木)霎時施(しぐれが降る頃)。コロナ感染が一息ついた今こそ点検・反省の時期です。

 白っぽい快晴!13.8℃~23.0℃、43%。4600歩。富士山がうっすらと見えた。久しぶりに豚汁を作った。少し小分けして冷凍しておこう。

 イベントや芸術活動など活動再開の便りが方々から届き始めた。

 

 何ごとも絶対ということはない:

 ある時期にもてはやされたやり方も、環境が変わればダメダメになる例はたくさんあります。例えば無在庫経営のジャストインタイムなトヨタ方式とか。在庫がない方が資金繰りも楽だし無駄も出ません。必要な時に必要なだけブツを作ったり仕入れたりするには、コンピュータによる管理が必須です。

 すかすこーいうのはいいとこ取りであって、一旦物流が途切れるとしっちゃかめっちゃかになります。今の自動車業界は半導体が無くてラインが方々で止まっている状況です。安全在庫が必要なゆえんです。これはパンデミック対応でも見られた現象で、ほんのちょっとした部材の欠品で防疫対策ができなかったりします。日本でも当初はマスクやウィルス防護服が不足して、急遽変なもの(アベノマスクやレインコートなど)を泥縄で調達したりしました。

 そもそも感染症対応ベッドやエクモなどの医療機器も不足して、多数の患者が自宅放置されたりしました。公共財たる資源(医療や教育など)を効率化の見地から削ると、一旦ことが起きるとトンデモナイことになります。運転でも経済や社会運営でも遊びがないとうまく機能しません。特に保健所の機能は増強こそすれ、効率を求めて削減するなどもっての外!この辺の反省が政府にも維新にも見れないのは少し残念です。

 ともあれ何ごとも良い点/悪い点が必ず付随してありますから、いいとこ取りや悪いとこ指摘はほどほどにしたほうがエエでしょう。ジャン