1月18日(月)初観音。人類は何を焦って生き急ぐのか?

 曇りのち晴れ。1.0℃~8.6℃、53%。11100歩。けふはけっこう歩きました。豚肉が余ってたから、夕食は焼うどん。旨し♪

 

 効率とは:

 手早く、無駄なく、ミスなく、最適に仕事をこなすことは大変重要なことです。すかすこりは機械の基準にして、決して人間に押し付けるものではありません。人間の機械化が始まったのは産業革命の頃からかな?労働システムの部品の一つとしての人間(労働力?)です。

 効率と結びつく言葉は生産性ですね。生産性とは最小限のインプット(ヒト・モノ・カネの投入)で最大限のアウトプット(付加価値or生産量)を挙げることです。業務効率化は前者を最小化し、アウトプットはビジネスプランや自動化(IT化)に左右されます。

 ね?こういう言葉を使ってると人はまさしくシステムの部品と化すでしょ?人間の価値をシステム最適化の見地から眺めただけなんす。シシュフォスの神話みたいに石を山に持ち上げてまた転がり落ちるっつうような人生には何の関わりもないんですぅ。芸術とか芸能とか演劇とかにもあまし関係ないかな?効率よくアートをアウトプットするって語義矛盾ですよね。むしろ手数がかかって苦労している方が価値があるとか。

 ケケ中一派が推進している新自由主義の効率化ってのも斯くありしかも。コモンに属すべき公共財をみんな民営化して利益の観点から効率化を図って、医療や教育を破壊してきますたよっと。それで大学も荒んでるし医療も感染症に対して脆弱になりまひた。短期的な効率化、利益を求めてコモンの土台を破壊したんだすぅ。医療や教育は儲けてなんぼではなくして、人を救ってなんぼ、人を育ててなんぼのもんじゃい!人類そんなに急いでどこへゆく?・・・実はどこにも行かないんすよ。すべての生物は今ここを精一杯楽しく生きて去っていくんですぅ♪ジャン